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【鴻巣市】和菓子を身近に感じられるお店「もみじや」は、鴻巣市で一番新しい「老舗」目指す和菓子さん。

とまこ地域ニュースサイト号外NETライター(鴻巣市・北本市)

秋鴻巣市氷川町にある、「御菓子司 もみじや」。創業は1973年、地域で一番新しい「老舗」を目指す和菓子屋さんです。

和菓子のことはよくわからないけど、興味がある方、もみじやさんで和菓子デビューしてみませんか?

和菓子屋さんって、和菓子のことがわからないとちょっと入りにくい? いえいえ、入店してしまえば、洋菓子とはまた違う和菓子の美しさにワクワクすること間違いないですよ。そして、もみじやさんは、そんなはじめての方も暖かく迎え入れてくれる雰囲気があります。

作りたての上生菓子を見せていただきました。色のグラデーションが綺麗でうっとりです。

こちらは薔薇の上生菓子。繊細な色味が本当に美しいです。「上生菓子」という響きがもう非日常に感じてしまいますが、もみじやさんは、日常使いとして和菓子に親しんでもらいたいという想いのお店。上生菓子を今日のおやつとして1つだけ買って帰るのも大丈夫なお店なんです。もちろん、茶会などで出されているような本物の上生菓子ですよ。

また、生菓子の他にもこちらのお団子はいかがでしょう。いそべだんごは1本120円(税込)。注文後、生醤油をつけて、ゆっくりと焼きあげます。

だんごは80円(税込)。コンビニでお菓子を買う感覚で立ち寄って食べられる菓子屋の本物のだんごです。学校帰りに、仕事帰りにちょっと寄り道して食べるだんごは、情景が昔ながらでちょっと懐かしさがあり、想像するだけでほっこりしますね。

寄り道ならクリームソーダもいいですね。なんだか懐かしさがあるクリームソーダは、メロン・いちご・レモン・ブルーハワイ味から選べました! 喫茶店のクリームソーダのようにレトロな味です

今回購入した、上生菓子です。左から、9月9日重陽の節句に用いる「着せ綿」・敬老の日に因んだ紅白に折り鶴を添えた「吉兆」・中秋の名月「月見うさぎ」・鴻巣市秋のコスモス祭りに因んだ「コスモス」です。和菓子の世界では、もう季節はすっかり秋でした。

上生菓子は、冷凍されている状態でお渡しとなります。冷凍状態だと、30日ほど日持ちがするそうですので、突然の来客に備えて冷凍庫に入れておくのもいいかもしれません。季節というのは、私たちが思っているより移り変わりが早く、1週間から10日ほどでどんどん次の季節のお菓子が並ぶんだそうです。

こちらは、いそべだんご・あんだんご・いそべだんご。もちもちで食べやすい大きさのだんごです。どちらも優しい味。何本でも食べてしまいそうです。

鴻巣なら忘れてはいけない、「いがまんじゅう」もあります。田舎饅頭に赤飯を纏わせた旧川里町(現 鴻巣市)郷土料理です。

纏わせたお赤飯がいが栗のようなので「いがまんじゅう」と呼ばれているんだとか。もっちりした赤飯と饅頭が一見ミスマッチのようで、癖になるんです。

ぷるんぷるんの水まんじゅうも。

紹介したのはほんの一部の商品で、常時30種類ほどのお菓子が店頭に並ぶそうです。お店の雰囲気はレトロですが、技術は最新そのもの。和菓子の世界も伝統を大切にしつつも技術はどんどん進化しているそうです。時間がある時には、お話を聞いてみてください。ディープな和菓子の世界に感心するばかりです。素晴らしい技術は提供はしてくださいますが、私たちには気持ちを楽にお店に訪れて欲しいとのこと。

こども食堂「ひなとま食堂」に提供しているどら焼きの皮
こども食堂「ひなとま食堂」に提供しているどら焼きの皮

複数の市立保育所やこども食堂に、おだんごや、饅頭、どら焼きの皮などを提供しているそうなので、もうすでにお子さんには馴染みの味になっているかもしれませんね。店舗の他にも、イベントや自治体のワークショップ、体験授業など精力的に活動されているもみじやさん。鴻巣市の一番新しい「老舗」、みんなの「馴染みの店」になってほしいですね。

御菓子司 もみじや
埼玉県鴻巣市氷川町40-12
営業時間:8:30〜18:30
定休日:月曜日
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地域ニュースサイト号外NETライター(鴻巣市・北本市)

埼玉県鴻巣市、北本市の身近すぎて気づいてなかった!な新発見をお届けしたい、小学生2人の母です!

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