【名古屋市】古い紙を求めて県外からも人が訪れる日本一熱い!?雑貨店「GLITTER(グリッター)」
「ジャンクジャーナル」というものをご存じでしょうか。一言でいうと、「紙系のものを切り貼りして作るアート作品」。厳密に言うと違うのかもしれませんが、「コラージュのようなもの」と表現したほうがイメージがわくかもしれません。そして、これを趣味にしている人が一定数いるそうです。
名古屋市中川区で営むアンティーク雑貨のお店「GLITTER(グリッター)」さんは、その趣味を持つ人たちには知られたお店で、売られている「紙モノ」を求めて県外からもお客さんが来店するそうです。理由はその品ぞろえ。お店には、古い洋書をはじめ、さまざまな用途で使われていた海外の「紙モノ」が所狭しと並んでいます。
ここまで品ぞろえが充実しているお店はそうそうないそうで、みなさん何時間もかけて楽しそうに選んでいくのだとか。
もともとアメリカのアンティーク雑貨を専門に取り扱う卸業者としてスタートした「GLITTER(グリッター)」さんですが、取り扱い点数が増えるに伴い小売りも始め、倉庫をそのままお店にしてしまいました。今年で17年目だそうです。「紙モノ」に力を入れだしたのは、コロナ禍の影響だそうで、買い付けに行けない中、在庫の古い紙を工夫し、さまざまな商品を作り続けたところ、その独自性から徐々に口コミで広まり、商品だけでなくジャンクジャーナルやコラージュの素材を販売しているお店としても知られるようになりました。
また、商品や素材を売るだけでなく、お店には、インテリアとして店主の作品がたくさん飾られていています。
ふと、昔、おばあちゃんがタバコの空き箱で傘をつくっていた光景を懐かしく思い出しました。どうやら紙というものは、昔から人々の創造力を高める力があるようです。そして、こちらのお店は、その力に魅了されたと思われる人たちが内外問わず連日訪れる聖地になっていたようです。熱いですね!筆者も熱くなってきましたよ。ホントに暑い・・・
倉庫がお店になっているため、断熱構造ではありません。その上、店内にある冷房装置はスポットクーラー1台だけですので、かなり暑いんです、これが。
それでも来店客が途切れないのは、きっと人をひきつける何かがあるのでしょう。ペーパーレスという時代の流れにさえ疑問を感じてしまったひと時でした。
あなたもぜひ、体感してみませんか。
店舗情報
店名:アンティーク雑貨 GLITTER(グリッター)
住所:名古屋市中川区川前町154
営業時間:10:00~18:00
休日:土・日曜(臨時休業あり)
駐車場:店舗前3台
公式Instagram