2024年9月25日、ChatGPTの新ボイスモードが始まりました。5月に発表されていたGPT-4oの時に動画で公開されていた「スマホでAIとリアルタイム会話」が、ついに日本語でも実現したのです。

ChatGPTとスムーズに会話できる「高度なボイスモード」、Plusプランに提供開始

https://news.mynavi.jp/article/20240925-3031680/

有料版のChatGPT Plus（月額20ドル）が必要ですが、誰でもすぐに使うことが可能です。Plusに加入している人は、スマホ向けアプリをアップデートした上で、右下のヘッドホンのアイコンを押せば利用できます。

実際にやってみました

最初こそちょっとタイムラグがありますが、その後はほぼラグなしで、普通に会話ができています。しりとりをやって、わざと「ん」で終わる言葉を入れたら、「私の勝ちね！」と誇ることまでやってくれます。

これは本当にすごい。

今まで生成AIのすごさは沢山語られてきましたが、私たち一般ユーザーには「使うチャンスってあるのかな？」と実感しにくいものでした。

しかしこの新ボイスモードにより、SFの世界というかドラえもんの世界のように、普通に会話できるようになったのです。

Ｘでは多数のサンプルがアップされており、方言、翻訳、昔話をスポーツ実況風に、なんて面白い活用法が出ています。

ただし残念なことに、ChatGPTではリアルタイムの情報をピックアップできません。天気予報や為替の相場を聞いても「リアルタイムの情報は答えられないんだ」と帰ってきます（このあたりは聞き方（＝プロンプト）の工夫でなんとかなりそうですが）。

いずれにしてもこの新ボイスモードは、様々な活用法、遊び方ができそう。20ドルを払う価値は十分にありますので、お試しでチャレンジすることをお勧めします。