こんにちは、昨日から投稿させていただいております、パンケーキアート職人でバンドもアニメも好きなワタクシです。今日もギターとアニメとパンケーキの記事となります。

　昨日はバンドリ！コラボモデル、ESP Viper RIMI りみりんのベースをご紹介いたしましたが、本日は主人公ヒロイン「かすみん」こと戸山香澄（とやまかすみ）ちゃんがアニメ劇中でもさらにライブでも使用しているあのギターのご紹介です。

　こちらもESPさんがこだわりのプロデュースとなっているのはもうそのシェイプでもお分かりですね…

ランダムスター！！ラウドネス世代のワタクシにはもうたまりません。さすがESPといったところです。実はこのアニメ、バンドリ！でも「スター」星がおおきなパワーワードとなっておりまして、１期でのこのギターとの出会いこそが主人公のバンドを始めるきっかけにもなっていくというストーリー展開なのですね。こちらもお手頃なコラボモデルと上位のお高いESP版があるのですが、サウンド面での違いが実はあまりないのです。見た目、フレットのインレイとボディのお星様がなんとLEDで光る！かどうかだけですね。もちろんハードウェアやピックアップも違いますが、パッシブ回路ですし、基本レイアウトは変わりません。

付属のギグバッグも劇中で主人公が使っているものとまったく一緒！！フレットエッジの仕上げやペグも問題なし（おそらく本人モデルはペグがGOTOHのロック式です）

　さて、タイトルにもある僕がこのランダムスターをこれからギターを始めるみなさんになぜおすすめするのか…実はポイントが３点あります。その1点目が「スケール」です。スケールとは要するにネックの長さ。それが「ミディアムスケール」なのです。Fenderなど多くのメーカーのギターはロングスケール。Gibsonはミディアムスケール、さらに一部のギターはショートスケールなどもあり、ロングスケールはネックが長いつまりフレットの間も長い、逆にショートスケールは短い。ミディアムは真ん中ということになります。

　日本人でとくに女の子は手も小さいわけなので、あえてロングスケールを使うのはどうかと思います。楽器屋さんもそのあたりをもう少し気にして楽器選びをしてあげるといいのですが、スケールで考えて進めてくれる楽器屋さんも少ないかと思います。とにかくカッコからはいるとロングスケールを買ってしまいがちですが弾きやすいほうが楽しい！のでミディアムスケール以下のものを選ぶといいでしょう。はい、そう考えると「けいおん！」の平沢唯ちゃんもGibson（レスポール）は正解！さらにちっこいキャラのあずにゃんはFenderの中でも特殊なムスタングというショートスケールモデルをつかっているのでこれも実に理にかなっています。

　２点目はトレモロが「付いていない」モデルということです。最初からシンクロナイズドトレモロがついているストラトなどは使いこなせるわけもなく、調整にもコツが要ります。ましてやロック式のフロイドローズなどもっての他です。弦の交換も一苦労です。トレモロが無いことでチューニングも安定しますので、ここも大事なポイントでしょう。トレモロ搭載モデルだとペグもロック式が好ましいですが、ハードテイルブリッジならば無くてもまったく影響ありません。

　3点目がこちら。パッシブピックアップ（電池がいらない）でもちゃんとアルニコVのものがついていてパワーもありすぎずちょうどいい。抜けも音の分離感もよいGH-1というピックアップが2個搭載されております。個人的にこの子にロシア製のオイルコンデンサとヴィンテージなハンダ、ベルデンの配線でちょいカスタムをいたしましたが、これだけでかなりいい感じの出音となっております。実際にスタジオで鳴らしましたが十分すぎるほどのサウンドでした。ダンカン、ディマジオいらない！ちゃんとキャビティ内部も導電塗料が施してありますね。スイッチはキルスイッチとして機能しますので、トリッキーなプレイや非プレイ時のミュートにも便利。

さらにおまけ。すわって弾きやすい。（ただスタンドには置きづらい）

ネックはおたえギターとくらべるとそれなりの品質のメイプル（ワンピースではない）握りやすいシェイプです。

ということで今回はBanG Dream!のランダムスターを推してみました。次回はもう一本のポッピンパーティーのギターをご紹介します。そう…あの青いストラトです。

最後にパンケーキアートをどうぞ。

バンド世代のオジサンたちにも是非お勧めの作品です。楽曲もしっかりロックしてますので最近のアニメはすごい！と思うはず。自分もここまでハマるとは思いませんでした… 食わず嫌いはよくないですね。

ではまた。