【羽曳野市】スタンプラリー全制覇!タイムスリップしたような一日を過ごした「はびきの古民家の日」
こんにちは!ATAKOです。
2年半前に羽曳野市に引っ越してきたATAKO一家。
実は、つい先日、羽曳野市には毎年10月ごろに「はびきの古民家の日」というものがあると知りました。
普段、何気なく通っている道に貴重な文化財があったとは……驚きですね!
なお、「はびきの古民家の日」には、特別に「松村家住宅」「吉村家住宅」「畑田家住宅」が一般公開されます。
今年は2024年10月5日(土)に設定され、「松村家住宅」「吉村家住宅」「畑田家住宅」を巡るスタンプラリーも開催されていたので、楽しんで参加してきました。
まずは「松村家住宅」から。
こちらは、羽曳野市島泉にある国登録有形文化財で、江戸時代から明治時代に建てられた木造瓦葺の建物です。
江戸時代に河内国丹南郡南島泉村の庄屋を務めていたという松村家。
敷地は約840坪と、大きな規模を誇る茅葺の民家です。
普段は入ることのできない古民家の中へ。
一歩足を踏み入れると、そこはまるでタイムスリップしたかのような世界が広がっていました。
素朴な木の温もり。
昔ながらの生活感がそのまま残っていて、心が安らぎます。
一般公開用にさまざまな展示もありました。
天井が高く、広々とした土間は圧巻でした。
次に、「吉村家住宅」へ。
こちらも羽曳野市島泉にあります。
吉村家住宅の主屋(おもや)は、1937年に、民家としては最初の国宝に指定されています。
また、現在の文化財保護法により、1950年に重要文化財として再指定されているそうです。
江戸時代中期以降、丹北郡、八上郡の十八ヶ村の大庄屋を務めた旧家の住宅とのことで、その風格は格別。
建物の一部には、桃山時代の書院造りの建築様式が残っているそうです。
昔の人々がどのように過ごしていたのか……そんなことを考えさせられますね。
吉村家住宅を知るための展示やビデオ放映もされていました。
そして最後は「畑田家住宅」。
羽曳野市郡戸にあります。
明治期の旧家の趣を残した庄屋屋敷で、1999年に国の登録有形文化財に登録されています。
各古民家ではボランティアガイドさんによる詳しい説明もあり、当時の暮らしや建物の特徴について学ぶことができました。
また、「畑田家住宅」で1番の映えスポットだと紹介してもらった場所がこちら。
ぜひ皆さんも、「畑田家住宅」で映え写真を撮ってみてください♪
障子やふすまの絵柄一つ一つに歴史を感じ、当時の暮らしぶりが感じられます。
今回のイベントをとおして、古民家という空間の持つ温かみやそこに暮らした人々の生活を感じることができ、普段何気なく通り過ぎていた場所に、こんなにも歴史と文化が詰まっていることに感動しました。
今回は、3つの古民家を巡ってスタンプを集めるのも、スタンプラリー好きのATAKOにはたまりません!
スタンプラリーのマップを片手に、まるで宝探しをしているような気分で、古民家巡りを満喫。
スタンプラリーも制覇し、各古民家の缶バッジ、百舌鳥・古市古墳群のトートバッグ、百舌鳥・古市古墳群のボールペンをいただいてきました。
歴史ある古民家を巡り、タイムスリップしたような一日を過ごすことができる「はびきの古民家の日」は、普段はなかなか体験できない貴重な機会でした。
まだ経験していない皆さん、来年はぜひ古民家巡りを楽しんでみてくださいね♪