「いつまでも あると思うな 町銭湯」これが最後かも・・と思いつつ通う銭湯サウナ
サウナ散歩家のカラーひよこです。都内とその周辺のサウナ巡りが趣味で、これまでに 380 店を数えるサウナ・銭湯・スーパー銭湯を渡り歩いています。
数年ぶりに近所の銭湯へ足を運んでみた。この土地に引っ越してきて以来、2度目か3度目だろうか。。
「このお店もまた、もうそんなに長くはないのでは・・」
番台に立つおばあちゃん、サウナ代金とシャンプー代のお釣りの計算にかなり手間取っていた。電卓を取り出すも、何度も打ち間違えている。
代わりに電卓を打って確認しながらお釣りを計算する。
ロビーも脱衣所も浴室もどこかガラーン・・としていて物寂しさが漂う。
私以外のお客は、地元の常連さんらしきお年寄りが3人。
浴槽は昭和の銭湯仕様で私には少しばかり熱過ぎた。タイル壁の富士は絵ではなくプリントアウトした写真をセロテープか何かで貼ったもの。
ガラス張りの「森林浴風呂」の方は中温で、こちらも絵ではなくて森林の写真がテープで貼ってある・・。頭上の古びたパイプから静かに降り注ぐ霧。。
(ああ、そうだった)と思い出したサウナは、本格的なボナサウナであった。テレビも BGM もあろう筈もないけれど、そこがいい。むしろこの雰囲気でテレビがあったらだめだろう。。
サウナ利用代と込みの飲み物からビールを手に取る。
それを飲みながら湯上がりの夜道を歩いていると
「この銭湯も、もう長くないのでは・・」
などと不謹慎なことを考えてしまうのであった。
閉店したサウナに花束を・・(東京サウナ日記)
10 年ペースで半減していく都内の銭湯
都内公衆浴場数の推移及び入浴料金統制額の改定状況(東京くらしWEB)という資料に興味深いデータが載っていた。
1968 年に 2687 店あった東京都内の銭湯は 2020 年には 499 店となっている。
同資料によれば 23 区内で最も銭湯の数が多いのが大田区。次いで江戸川区、板橋区、足立区。最も少ないのが港区と千代田区で、次いで渋谷・目黒・文京区と続く。これは都内であちこちの銭湯に行っているサウナーなら肌感覚で分かる。庶民的なイメージの町ほど銭湯の数は多い。
筆者の住む多摩エリアには 46 店しかなく、銭湯自体が無い市町村も多い。そのうちサウナ付きの銭湯はもはや 20 数店しかないのであった。
全 59 施設から選ぶ「東京武蔵野多摩地区」のおすすめサウナランキング(東京サウナ日記)
ブームから毎年、次から次へとサウナ施設が誕生する一方、基本的に銭湯(公衆浴場)は減ることはあっても新しくできることはないのであった。
10 年後にはどうなっているんだろうか・・年期の入った昭和系の銭湯に訪れる時には毎回、「これが最後かも・・」と思いながら足を運んでいる。
「いつまでも あると思うな 町銭湯」
お読みくださり、ありがとうございました m(._.)m
サウナ・缶ビール・タオルセット付きの駅近銭湯「源の湯」@ 東久留米(東京サウナ日記)
閉店したサウナに花束を・・(東京サウナ日記)
サ飯は地元家系ラーメン通が集う隠れ名店「ラーメン チョップ」
この日のサ飯は「ラーメン チョップ」さん。このテナントは確か以前も家系ラーメンが入ってましたが、今度はどうだろうと訪れてみると平日でも並びの発生する人気店でございました。いつものように麺かため、濃さ普通、油少なめで。
ラーメン YouTuber の SUSURU さんもおすすめしているなど、この辺の家系店の中ではイチオシです・・ごちそうさまでした(^人^)
ラーメンチョップ(公式 Instagram)
「家系ラーメンの奥深さ」(写真と文)
↓ こちら、合計いいね数が 1200 以上(!)と非常に多くの方々に見てもらえて大感謝です m(._.)m
「入館料 500 円」という「どうかしている」超ハイコスパなスーパー銭湯に行ってみた(カラーひよこ)
↓ 新宿から 90 分。1700 円の至福。個人的に今年のベスト3に入るサウナでしたのでこちらもぜひ m(._.)m
ロケーションだけでお手軽に優勝できる箱根の温泉とサウナ(カラーひよこ)
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