日本三大山城の一つ、岩村城のふもとに位置する酒蔵「岩村醸造」さん。岐阜県恵那市岩村の地で230年以上にわたり日本酒を造り続けている酒蔵に行ってきました。

岩村駅から商店街を歩いて15分ほど。岩村城下町にある趣のある家屋の「岩村醸造」さんは1787年（天明7年）創業した老舗の酒造。大きな杉玉が印象的です。

お店入口を入ってすぐのところに、お酒の販売スペースがあります。代表銘柄は「女城主」。市内の酒屋に限らず、スーパーなどにも「女城主コーナー」があるほど地元に根付いた日本酒です。

店内の足元には2本のレールが伸びています。このレールは、かつては酒や米の運搬するため店先から中庭を通り、酒蔵までをつなぐトロッコの線路。店内はレールに沿って歩きながら自由に見学ができるようになっていました。

店内をゆっくり見つつ、今回のお目当てはこれ「角打ち」！ こちらではお店の一角でお昼からでも角打ちが楽しめます。

毎月変わる「3種飲みくらべ」。伺った12月は「しぼりたて原酒特別本醸造」、「折がらみ純米原酒 生酒」、「にごり酒 生酒」の3種類。小さなおつまみに「いぶりがっこ」がついていました。

お店の方が1種類ずつ丁寧に説明しながら注いでくれたお酒を趣のある店内でちみちみと飲み比べ。この時期限定のにごり酒はほんのり甘く、さらりとして飲みやすかったです♪

日本酒以外にも「あま酒」や「柚子（ゆず）酒」なども販売。自家製の甘酒ソフトクリームもあるのでお酒飲めない人でも「岩村醸造」さんを楽しめます！

今年も新酒や冬季限定の日本酒などの有料試飲ができるイベント「第46回2025蔵開き」が開催！

第46回2025蔵開き

開催日：2月8日（土）、9日（日）、22日（土）、23（日）、3月1日（土）、2日（日）

開催時間：10:00～15:00

歴史ある建物の中で恵那の銘酒「女城主」が味わえる「岩村醸造」さん。ぜひ行ってみてはいかがでしょうか？

岩村醸造

住所：岐阜県恵那市岩村町342番地