【碧南市】くるみだれが香ばしい、この愛らしい形の五平餅は『品の字』さんで! 碧南で楽しむ”恵那の味”
shungikuです。
みなさん、「五平餅」と聞くと”平べったいわらじ型のもの”を思い出しませんか?
岐阜県、長野県を中心に富山県や愛知県奥三河地方などで見かける「五平餅」はその地方や店舗ごとに種類がたくさんあります。
『品の字』さんの「五平餅」は写真のように「だんご型」で愛らしく、「くるみだれ」が特徴です。
店舗は名鉄北新川駅から徒歩2~3分のT字路の角にあります。
お隣の高浜市からこの場所に移転してから25年程になるそうです。
(shungikuは高浜市時代からのファン)
店舗前に3台ほど駐車スペースがあります。
「五平餅」以外のメニューは季節や”その日の状況”で、「無い」こともあります。
また、昨今の諸事情により”値上げせざるを得ない”かもしれないとおっしゃっていましたので、ご承知おきください。
店主さんは、「うちのたれは自慢のたれで、他所よりくるみが多いと思うよ」と。
店主さんが受け継いだ「おかあちゃんのたれ」だそうで、国産材料中心に使用し、絶妙なバランスに仕上がっています。(秘伝!)
店主さんは、「たれ」だけではなく「すべて手作り」が”自慢”でもあり”大変なこと”でもあると言います。
この日も、艶々したうるち米のだんごをせっせと作っているところを見せてもらいました。
「年だからいろいろ大変なのよ、病気もしたし」と何度も笑いながら話す店主さんですが、この味は是非守っていただきたいと強く願います。
現在はテイクアウトだけにしているそうで、私も自宅にて頂きました。
小さめのだんごになっているので食べやすく「たれ」もよく絡み美味しい!
香ばしい「たれ」が絶品、ということで「秘伝のたれ」も購入しました。
おかあさん(店主さん)と、この「秘伝のたれ」のお勧めの食べ方で話が盛り上がってしましました。
私は「揚げ茄子」にこのたれをつけるのが大好きなのですが、今回「蕎麦つゆ」に混ぜる食べ方を勧められたので、早速、夕飯で頂きました。
「青じそをたっぷりね」に従い、試してみたら美味しくてお蕎麦が足りなくなってしまったほど。
『品の字』さんは恵那市出身。
五平餅の味を教えてくれた店主さんのおばあ様は中津川出身だとか。
『品の字』の名前の由来は「恵那峡」にある奇岩(3つの岩が絶妙なバランスで「品」の字の形を作っている)からでした。
「恵那峡」に出かけることがあったなら、確かめてみたいですね。
このタイプ(だんご状でたっぷりのくるみだれ)の「五平餅」を碧南市で食べられるのは、本当に幸せ。
おかあさん(店主さん)からのお願いがありました。
「できるだけ電話注文してから来てほしい。年齢のこともありお断りすることも増えてしまうので・・・」
「手作り」にこだわり「手抜き」しないおかあさんはこの夏の暑さの中、今日もだんごを焼いてくれています。
今回は小さな声で言います。
「お勧めです」
店舗情報 『品の字』
住所:碧南市久沓町3-85
電話:0566-48-7700
営業時間:10:30~18:00
定休日:月曜日・火曜日