【ソロキャンプ】設営簡単オールインワン!WAQのソロティピーテントをご紹介
こんにちは、ソロキャンパーのおじまるです。
最近は暖かくなり外で遊びたくなる季節となってきました!
先日、春キャンプに行ってきたのですが、その時に使用したオールインワンのソロテントをご紹介します。
その日のキャンプは16時過ぎに現地へ到着。
サクッと簡単に設営ができて不意の雨にも対応できるWAQ(ワック)のソロティピーテントを選んで持っていきました。
この記事ではソロキャンプで使いやすい「WAQ Alpha T/C」について、実際の使用感や安く購入する方法を含めた情報をご紹介します。
そのキャンプの様子はYouTube動画でも公開しています。
記事の最後に動画を貼り付けていますので、この記事と併せて動画の方も観てもらえるとWAQ Alpha T/Cを使用したソロキャンプの雰囲気が伝わると思います。
WAQ Alpha T/C(ソロテント)はどんなテント?
今回使用したWAQ(ワック)というメーカーの「Alpha T/C」は、四角形のワンポールテントに前室が付いたタイプとなります。
前室があることでテントの他にタープを設営することなく雨の日でも過ごすことが可能です。
また、前室のサイドフラップの設営方法を変えることで、タープのように日除けをすることも可能です。
そして、テントの中に設営できるインナーテントやサイドフラップを設営するサブポールまで付属している点がとても良いです。
こんな感じのテントなので、これからソロキャンプを始めてみたいという方にもオススメできるという意味で「オールインワン」と表現しました。
※雨天時など、快適に過ごしたい場合はタープを設営することをオススメします!
形状と生地について
このテントの形状は前述したように四角形のワンポールテントに前室が付いたものとなります。
幅と奥行きが2.4mの正方形で高さは1.5m。
前室(フラップ)は長さ1.8mの付属サブポールを使って設営できます。
前室を作る生地部分をWAQ公式ページではサイドフラップと呼んでおり、このサイドフラップを跳ね上げることで前室を設けたり、簡易的なタープのように使うことができます。
テントの素材はポリコットンというポリエステル65%とコットン35%の混紡素材が使われているので、焚き火の火の粉などで生地に穴が空きにくいテントです。
また、ポリエステル生地で起きやすい結露も少なく遮光性が高いのも良い点です。
寒い時期にテント内への冷気の侵入を防ぐスカートも付いていて、このスカートは捲り上げてトグルボタンで留めておくことも可能。
夏場の暑い時期でもスカートを捲り上げることで風通しを良くできます。
インナーテントも付属しています
このAlpha T/Cにはインナーテントも付属しています。
インナーテントサイズは幅が2.3m、奥行きは1.1m、高さは1.35mなので1人が快適に就寝でき、かつバックパックなどが置ける広さです。
因みに、1人用山岳テントの多くは幅が2〜2.1m、奥行きが0.9〜1.0m程度のものが多いので、それよりも少し広いくらいの大きさです。
メッシュ生地なので軽量コンパクト、虫の侵入を防ぐことができます。
Alpha T/Cの良い点・気になる点
【このテントの良い点】
・ワンポールで四角形なので設営が簡単
・後方にもファスナーが付いているので大きく開放できる
・前室のフラップ用ポール2本も付属している(アルミ製で軽量なのが良い!)
・メッシュのインナーテントが付属している(夏場の虫対策にも有効)
・TC素材なので近くで焚き火がしやすく結露が少ない
・スカートが付いているので冬場に使いやすい
・付属のガイロープが太くて丈夫
・秘密基地感が好き
【このテントの気になる点】
・分かってはいたけれど結構狭い
・狭いが故に真ん中のポールが邪魔に感じる(二股化で対応可能)
・テント内1.5mは低く感じる
・同じサイズのポリエステルテントよりも重量が重い(約6.5Kg)
・縫製が雑な部分があった(初期不良の可能性もあるのでメーカーに相談すると良い)
このテントの気になる点は無理やり出した感じもあり、このサイズのテントを購入しようとするユーザーにはデメリットになりにくいものです。
テント内を有効利用する二股化
小さいサイズのワンポールテントの場合、思った以上に真ん中のポールが邪魔に感じることがあります。
特にインナーテントを使用した場合はインナーテントの出入り口中央にメインポールが来るので、これもまた鬱陶しく感じます。
このポールの存在が気にならない方は問題ないのですが、気になる方はメインポールを二股化することでこの問題を解消することができます。
また、真ん中のメインポールを二股化することでテント内の居住スペースを有効利用できるメリットもありますので
テント真ん中のポールが邪魔だ!
テント内のスペースをもっと広く使いたい!
と思う方は二股化を検討して頂きたいです。
下の動画では二股ポールを使用したテント設営やタープの連結を行なっていますので、参考にして頂けると嬉しいです。
使っている二股ポールのメーカーなどもご紹介しています。
セット内容について
最後にこのテントのセット内容について触れておきます。
セット内容は以下のとおり
フライシート x 1
インナーテント x 1
メインポール x 1
サブポール x 2
コンプレッションベルト付きキャリーバッグ x 1
ロープ6本(4本はテントに取り付け済)
ペグ16本
フライシート
フライシートはテント本体です。前述したとおりポリコットン素材でカラーは「タン」の一色展開。
できればカラーバリエーションとしてバンドックの「ソロティピー1TC 」のようなカーキ色も販売して欲しい。
インナーテント
インナーテントは床面が浅いバスタブ上のポリエステル素材でボトム以外はメッシュ生地となっています。
設営はインナーテント頂点のフックをメインポールのリングに引っ掛けて、床面の四隅についているバックルをフライシートのバックルに固定するだけ。
メインポール
メインポールは径が19mmのアルミ合金製で軽量。長さは1.5mなのでテントの高さも1.5mとなります。
4本の短いポールがショックコードで繋がれているのでポールの展開が容易。
サブポール(2本)
サブポールは2本付属しててい、メインポール同様19mm径のアルミ製です。
ショックコードで繋がれたポールは伸ばすと1.8mの長さになります。
上部にはLEDランタンなどが吊り下げられるリングが付いています。
この2本のポールを使用してサイドフラップで前室を作ったりタープのように設営することが可能です。
コンプレッションベルト付きキャリーバッグ
フライシートやインナーテント、その他の付属品が全て収納できるキャリーバッグ。
素材と色はフライシートの生地と同じものになっています。
サイズが大きめなのでフライシートをラフ目に畳んでも収納が可能。
大きめのキャリーバッグは悪天候時の撤収では助かります。(雨撤収だとポリ袋に詰め込むことが多いです)
ロープ6本(4本はテントに取り付け済)
ロープはフライシートやサイドフラップに取り付ける引き綱で、ガイラインやガイロープと呼ばれることが多いです。
本当に穏やかな日にはこのロープを張らないこともあります。
しかし、昼間でも風が吹いてきたり、夜間に風が吹く可能性がある場合は大抵このロープを設置します。
強風によってテントが飛ばされたり、歪んだりするとポールなどの破損の恐れや、周囲の方に怪我をさせることもあります。
ロープの固定には「もやい結び」を使うことが多いです。
知っておくと便利なロープワークなので使えるようにしておくと良いでしょう。
ペグ16本
ペグは16本付属しています。
個人的にはテントの付属ペグは使わずに、チタンペグやスノーピークのソリッドステイクという鋳造ペグを使用することが多いです。
どんな地面でも打つことができて、抜けにくいペグを持っていると安心できます。
その他不明な点はWAQ Alpha T/CのメーカーWebページにも記載されているものがあるので、一度公式Webページを確認することをオススメします。
WAQ Alpha T/Cのメーカー公式Webページはこちら
販売価格と安く買う方法
このテントの販売価格は29,800円です。
購入方法はいくつかありますが、一番の狙い目は公式販売のセール時だと思います。
実際に僕が購入したのもセールのタイミングでした。
そのセールでは30%OFFの20,860円(税込・送料込み)で購入できました。
セールは年に数回やっているようなので、急いで購入する必要がない方はセールを待つのが良いと思います。
公式ページからLINEお友達登録をしているとセールの案内が届きます。
WAQの他の製品を購入検討している方もLINE登録をするとセール価格で購入できるかもしれません。
WAQ Alpha T/Cのメーカー公式Webページはこちら
春キャンプと道具のYouTube動画ご紹介
今回ご紹介したWAQのAlpha T/Cで春キャンプをしてきた動画をYouTubeで公開しています。
テント以外に使っているちょっと無骨なキャンプ道具やコンビニの冷凍中華のご紹介もしていますので、ソロキャンプの参考にして頂けたら嬉しいです。