元麻布十番駅から徒歩5分ほどの距離に位置する高級料亭のような外観のお店、「たまご専門本巣ヱ」。京都所在、明治元年から続く料亭旅館「炭平旅館」が、お祝い事や記念日に人々のご健康とご多幸を願いひとつひとつ丁寧に仕上げてお届けする「謹製品」として誕生したそう。

そのたまご菓子をより多くのお客様にお届けするために「本巣ヱ」を開業した。人々のご健康やご多幸の願いを込めた菓子作りを志し、店名を「全ての幸せの根源」という意味を込めて「本巣ヱ（もとすえ）」と命名。

この日は平日の昼頃だったので人はいなかったが、店員さんによると休日は多くの人で賑わっているそう。

店内には焼きたての時刻が書いており、1日5回の焼き上がりが設けられている。

第一回 焼き上がり　１１：００

第二回 焼き上がり　１２：３０

第三回 焼き上がり　１４：００

第四回 焼き上がり　１５：３０

第五回 焼き上がり　１７：００

売り切れが心配な方はネットオーダーも設けているのでぜひご利用を。

たまごパンの他にも、カラメルの代わりに小豆で敷き詰められたプリンもあり、セットで購入すると100円引きになる本巣ヱセットもあった。

プリン以外にも発酵あんこと濃厚クリームをたっぷりと挟んだ「はさけるパン」やカステラなども。贈答用には持って来いの品物ばかりだ。

レジ前には可愛いサイズの小さなしおりがあり、「お疲れ様」や「ありがとう」など普段面と向かって言えないシャイな人もこれならサクッと渡せるし、もらった方も嬉しい。

たまごパンを自宅用に購入したが、既に贈答用として完成されているご丁寧な箱に一つひとつ梱包してくれた。

左はマドレーヌのような「たまごのおへそ」210円。たまごパンが620円なので、三分の一の価格だし、小包装なので気軽に配りやすい。ちなみにお店の公式LINEを登録するとなんとこのおへそが一個無料でいただけるので驚きだ。

入刀したら、密度の細かい鮮やかな黄色の断面が出てきた。なんときめ細かい！富山名物の玉天に近いけどちょっと違う、ものすごいいい卵焼きを食べているような感覚に陥った。

キメの細やかさがダイレクトに舌に伝わり、卵の濃厚さがもうノンフィクション。お、おいしすぎます。

それもそのはず、遺伝子組み換えを使用していない厳選された卵のみを使用しているそう。

公式ではバターで焼き、フレンチトーストのアレンジもおすすめしている。

常温で4日も持つのも嬉しい。

たまごパンのおいしさが伝わったでしょうか。

大切な人への贈答用に、頑張った自分や家族のご褒美にどうぞ。