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【江別市】客車と駅舎が一体化していた旧JR大麻駅南口駅舎の思い出

赤レンガ江別市情報サイト「えべナビ」編集長(江別市)

JR北海道・函館本線・大麻(おおあさ)駅の南口駅舎はかつて鉄道の客車が一体となった珍しい建物でした。今回はそんな駅舎に関するマニアックなお話です。

大麻駅・南口旧駅舎。中央にレンガの塔が立っているのが特徴的ですが、それよりも建物に客車(スハ45 2[1952年 新潟鐵工所製])が埋まっているインパクトが強くて、レンガ塔の方に目が行きませんね。

この客車にはカレー専門店レストラン『自由人舎 時館(2007年当時)』が営業していました。2009年10月に大麻駅南口駅舎が現在の形に改修された後は、南口駅前に店舗を移転し『れすとらん じかん』に店舗名を変更し営業中です。

2007年当時の大麻駅南口駅前風景。この当時はまだ駅前に「セブンイレブン」が開業しておらず、最寄りのコンビニは道立図書館方向へ進んだところにある「ローソン(現・リハビリ特化型デイ サービス カラダラボ江別文京台)」が営業していました。

現在の南口駅舎

2009年(平成21年)10月に完成した新駅舎。駅舎リニューアルとほぼ同時に東側に複合型賃貸マンション「グランセリオ大麻」が建ちました。

建物外観はモダンな雰囲気で、以前とはガラリと印象を変えています。ただ駅舎の基本形が旧駅舎と同じなので、東側を削って減築改修したものではと思われます。

というわけで、JR大麻駅南口駅舎のお話でした。

JR大麻駅データ

開業年月日:1966年(昭和41年)12月15日
南口開業日:1987年(昭和62年)2月5日
1日あたりの乗車人員:7,109人(降車客含まず)2019年時点

江別市情報サイト「えべナビ」編集長(江別市)

北海道江別市在住。二児の父。月間100万PV超の地域情報サイト「えべナビ」編集長として地域の役に立つ情報を毎日お届けしています。10年ほど前に東京から北海道へ移住した経験を持つ。趣味は鉄道駅巡りでJR北海道全駅下車済み。江別市徘徊がライフワーク。

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