【広陵町】8/24大垣内立山まつり見どころは地域住民手作りの人形!夜には花火も上がります
広陵町三吉のエリアでは、毎年8月24日に専光寺という地蔵堂付近を中心に「大垣内の立山祭」が開催されます。
2024年はなんと、土曜日の開催!
このお祭りは地蔵盆で、地域の青年たちがこの年に話題になった人物や出来事を人形にして飾り付けるという、ユニークな伝統行事です。
平成8年には広陵町指定文化財に指定されたとのこと。
隣町の香芝市に住んでいる私は、広陵町でこんなお祭りがあることを全然知りませんでした。なので今回は私も勉強のつもりで、現地を散策して取材したことをお伝えします。
2024大垣内の立山祭 詳細
開催日:2024年8月24日(土)
開催場所:専光寺地蔵堂付近
内容:
作り物の展示
金明太鼓の演奏(19:00~)
花火大会(19:30~)
自警団によるキッチンカーや、お店など
2024年の作り物
大垣内立山祭といえば、「作り物」です。
「作り物」は専光寺前の指定文化財解説によると
「公民館や新築の家、婚礼のあった家などを会場として、その年に話題となった出来事や有名になった人物を取り上げて面白おかしく飾り付け、話題性を盛り上げるもの」とのこと。
そして、「これを立てないとフジイル(病気や事故が起きる)と言われ」、近隣からも多くの見物人が訪れるのだそう。
また、作り物は早朝から作り始め、夕方から夜にかけて見物の人が集まったのだそうです。
この「作り物」は地域の皆さんの手作りです。
手作りの温かみがある、ユーモラスな作り物はぜひ、見物しておきたいところ。
で、どんなテーマで作られたのか・・・興味ありますよね。
2024年は5作品展示されます。
2024年度作り物テーマ
- マツケンサンバ 出井清一邸
- 光る君へ(NHK大河ドラマ) 立山会館(専光寺地蔵堂前)
- 銀河鉄道の夜 光蓮寺(子供会)
- 魔女の宅急便 大垣内公民館
- その後の浦島太郎 杉原邸
昨年、東京五輪をきっかけにブームが再燃したマツケンサンバや、今年大ヒットしているNHK大河ドラマ「光る君へ」、2023年9月に没後90年を迎えた宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」など、2023年~2024年に話題になったテーマがセレクトされています。
前回の祭が終わってからの話題、ということで、2023年〜2024年の内容となっているようですね。
私は当初、「その年の話題や出来事」と聞いて、風刺ものの作品があるのかなと思ったのですが、違いました。誰をも嗤ったりしない、誰も不快にしないテーマをうまく選んでいるのがいい点だと思いました。
過去の作り物展示の写真は大垣内立山祭公式Facebookで見れます。
駐車場は時計台公園
こちらの会場は当日、車の通行が困難になります。
とはいえ、公共交通機関を利用して訪れるのも難しい場所でもありますので、当日は駐車場が用意されています。
広陵第1号近隣公園、通称時計台公園(北葛城郡広陵町三吉)と呼ばれる公園を駐車場としています。お車で来場される方はこちらをご利用ください。
時計台公園からは西へ向かい、県道河合大和高田線を超えてさらに西へ向かいますと専光寺地蔵堂や立山会館などがある、祭の中心地に到着します。
が・・・できればその前に、作り物「マツケンサンバ」を見物していきましょうか。
祭の主催者より、「会場にはゴミ箱がありませんので、各自持ち帰ってください」とのこと。できるだけ、自宅から使い古したスーパーのゴミ袋など、ゴミを入れられる袋を持参したほうがいいようですね。
お祭り詳細
大垣内立山祭
>>公式Facebook
開催日:2024年8月24日(土)
開催場所:専光寺地蔵堂付近
主催:大垣内立山保存会