【高萩市】世界のスペシャリティコーヒーを堪能!コーヒー愛飲家は新たなお気に入りの豆に出会えるかも!
高萩市駅前通りの常陽銀行前の交差点近くにある赤レンガ調の建物の一階に、2024年5月にオープンした『bo-shi coffee(ぼうしコーヒー)ニチハンメラ店』というコーヒースタンドがあるのをご存じでしょうか。
bo-shi coffeeさんは、福島県いわき市植田駅前に本店を構えているコーヒースタンドですが、数年ほど前から現在の店舗(ニチハンメラ店)の上階で、週に一度コーヒーを販売していました。本店と週一度の高萩での販売を続けていると、日立市や高萩市からいわき市の本店まで足を運んでくれる方が徐々に増えてきたため、高萩市で2店舗目を出すことを考え始めたそうです。
もともとは畑違いのお仕事をしていたオーナーですが、自分の飲みたいコーヒーの豆を置いているお店が身近になく、ご自身で豆を購入し家庭で焙煎したらとても美味しく感じたことから、地元であるいわき市にコーヒースタンドをオープンしました。
高萩市にはご縁もあって、週一回販売していた同じ建物の一階で、今年の5月にbo-shi coffeeの正式な2号店ニチハンメラ店をオープンしました。世界の美味しいコーヒー豆を15~20種類程取り揃えていますので、コーヒー好きの方もそうでない方もぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
■bo-shi coffeeのこだわり
bo-shi coffeeのこだわりは、コーヒー豆の素材の味をいかにカップに注ぐまで持っていけるか追及していることが最大のこだわりです。
コーヒー豆のほとんどが海外の豆ですが、生産元の情報はあまり詳しくは知らないことが多いですよね。そんな不明確になりがちな部分も、栽培から収穫、生産処理、選別、品質管理が徹底され、流通ルートまで明確化されたスペシャリティコーヒーの中から、オーナーが自ら風味や特製が際立っている豆を厳選し取り扱っています。
厳選された豆のオリジナルの味が最大限引き出した状態で飲めるよう、豆の一粒一粒を手に取り焙煎までにもひと手間もふた手間も惜しみません。コーヒー豆は注文後に挽き始めるので、コーヒー豆の香りが店内を満たすときは至福のひと時のようにも感じます。
厳選されたコーヒーは、bo-shi coffeeオリジナルのパッケージに入れられ、味の説明や生産者の情報も掲載しているので、購入時にどんな味のコーヒーか、どこの国の商品か分からなくなってしまっても、コーヒーを入れるときに再度確認できて嬉しいですね。
bo-shi coffeeのパッケージはオーナーがデザインしており、ギフト用のオリジナルドリップパック作りのサービスもやっているとのことです。結婚式や出産祝いの内祝い用としてもおすすめです。特に出産祝いの内祝いに、赤ちゃんの顔写真と出生時の情報を記載したドリップパックが人気だそうですよ。
■bo-shi coffeeのおすすめ商品
bo-shi coffeeでは、世界の珍しくて美味しいコーヒー豆が揃っていますが、そんなコーヒー豆専門店のおすすめ商品をご紹介します。
○エチオピア ムラゴ
世界でも最高峰と言われるコーヒーの品評会『カップ・オブ・エクセレンス(COE)』が、コーヒー品質が最高峰とも言われるエチオピアで開催された、『エチオピア・カップ・オブ・エクセレンス2021』で1位と5位を獲得した「エチオピア ムラゴ」。今回ドリップパックがありましたので、家で美味しく飲ませていただきました。
ムラゴのコーヒーは、フルーティで爽やかな香りと味わいのなかにも、キリっとしたほろ苦さが口の中でしばらく香り、とても満足する一杯でした。パッケージにも記載されている通り、フローラルでエレガントな香りと長い余韻を楽しむことができますので、ぜひストレートで飲んでいただきたいコーヒーです。
・コーヒー豆100g:1,700円(税込)
・ドリップバック(10g):300円(税込)
・店頭販売(1杯):800円(税込)
〇チャイナウンナン
チャイナウンナンは、中国の雲南省で栽培されているコーヒーですが、こちらはムラゴのコーヒーよりもさらにフルーティな味わいで、香りも甘い香りに感じました。飲み始めはお茶に近いかな?といった印象で、フルーティな酸味が後味をすっきりさせ、とても軽やかで飲みやすいコーヒーです。
少し冷めると赤ワインやブランデーのようなフレーバーを楽しめるとのことです。
筆者はミルクも入れてみたのですが、より香りと甘さが引き立てられ、ミルクティーを飲むような感覚ですいすい飲んでしまいました。午後のティータイムにぴったりなコーヒーです。
・コーヒー豆100g:1,000円(税込)
〇日々彩(ひびさい)
bo-shi coffeeでは、基本的には一つの産地や農園からとれたコーヒーを取り扱う『シングルオリジン』の豆を取り扱っていますが、コーヒーが苦手な方でも比較的飲みやすく、味のバランスを重視したブレンドコーヒーもあります。
日々彩はその名の通り、毎日飲んでも飽きのこない味のため、普段飲んでいるデイリー用のコーヒーとしておすすめです。酸味や苦みなどもまろやで、少し甘みがありますので、口当たりもよくコーヒー初心者でもすんなり飲みやすいかと思います。
・コーヒー豆100g:700円(税込)
・店頭販売(一杯):600円(税込)
〇ハワイ コナ ブレンド
高級豆のハワイ・コナを贅沢に使用したブレンドコーヒーです。いわき市といえばハワイとも縁がありますよね。そんなハワイの豆も取り扱っており、この商品はティーパックタイプになっていますので、飲みやすくお土産などにもおすすめの商品です。
・ティーパックタイプ10g(一袋):250円(税込)
〇コロンビア“レインボー”/ラバド97%デカフェ(カフェインレス)
bo-shi coffeeにはカフェインレスのコーヒーもありますので、妊娠中でコーヒーを控えている方、夜にもコーヒーを飲みたい方にはぴったりですね。筆者は出産祝いでカフェインレスのコーヒーを貰ったことがあり、授乳中でも気兼ねなく飲めるカフェインレスコーヒーはとても嬉しかったです。
・ドリップバック10g:250円(税込)
〇ゲイシャ
ゲイシャは、10月末頃に販売予定の商品で、台湾産のコーヒー豆になります。ゲイシャのコーヒーも国際的に評価が高く、コーヒー愛好家の方々の中でも最高品質の豆として愛飲されています。めったに飲めない味を高萩市で堪能できるのはとても楽しみですね。販売開始頃のbo-shi coffeeさんのインスタグラムは要チェックですね。
■イベント情報
〇DOG&FOOD FESTIVAL2024
日時:令和6年10月13日(日)・14日(月・祝)10時~15時30分
会場:高萩市さくら宇宙公園 茨城県高萩市大字石滝608番地の1
※13日(日)のみ出店しています
〇第5回四倉諏訪神社海風マルシェ
日時:令和6年10月20日(日)10時~15時
会場:四倉諏訪神社境内、社務所 福島県いわき市四倉町字西3丁目61番地
〇YORi marche
日時:令和6年11月15日(金)11時~15時
会場:料理教室FRASCO 福島県いわき市平上荒川字安草13-6 運動公園入口
イベントにもたくさん出店されていますので、お近くの会場がありましたら、ぜひ訪れてみてくださいね。
■bo-shi coffeeの由来
bo-shi coffeeさんの由来ですが、”bo”は後援や後押しを意味する『boost(ブースト)』からとり、”shi”は輝くや光を放つなどの意味を持つ『shine』からとっています。”bo-shi”には、コーヒーを通して人々の後押しができたらという想いが込められているそうです。
他にもオーナーが帽子好きで常に被っているため、オーナーのトレードマークである“帽子“からも来ているとのことでした。看板にはトレードマークの帽子を被ったオーナーのイラストと、ロゴマークにも帽子がしっかりあります。素敵な由来ですね。
オーナーのコーヒー好きが高じて、普段私たちがなかなかお目にかかれないような、世界の美味しいコーヒーを、bo-shi coffeeで気軽に堪能することができます。普段飲むコーヒーから少し冒険したい方はぜひ、心躍るあなたのお気に入りのコーヒーに出会いに訪れてみてはいかがでしょうか。
(カフェ・ラテはオーナーのご厚意でサービスいただきました。雨が降る寒い日でしたので、スペシャルティコーヒーの美味しいカフェ・ラテはとても身に染みました。ありがとうございました。)
bo-shi coffee ニチハンメラ店
■住所:茨城県高萩市本町3丁目1 飛田ビル1F
■営業日:週二日程度※インスタグラムで営業日をご確認ください
■営業時間:12時~18時 ※変更もあります
■駐車場:3台(無料)
■インスタグラム:@bo_shi.coffee.nichihanmeraten