【ONE】意外にデカい?小柄?公開記者会見でわかる選手のサイズ感とオーラ
アジアを席巻中のMMA(総合格闘技)イベント「 ONE Championship(以下ONE)」が3月31日(日)、東京・両国国技館での日本初開催にさきがけ、28日(木)18時より東京・六本木のリッツカールトン東京で公開記者発表会を行う。
2011年、シンガポールで旗揚げしたONEは、これまでタイ、フィリピン、ベトナム、マレーシアなどの東南アジアや中国の主要都市でビッグイベントを開催、今回満を持して日本初上陸を果たすこととなった。
大会に先立つ28日の公開記者発表会には、今大会のメインカード「ONE 世界ライト級タイトルマッチ」に出場する王者エドワード・フォラヤン(フィリピン)と挑戦者の青木真也(日本)、同じくメインカードにラインナップされている「同女子ストロー級タイトルマッチ」出場の王者ション・ジンナン(中国)、ONE史上初の女子選手による2階級制覇を狙いジンナンに挑戦するアンジェラ・リー(シンガポール)、さらにUFC史上最多11度の防衛を誇る元UFC世界フライ級王者で、今回ONEフライ級GPに臨むデメトリアス・ジョンソン(米国)など出場20選手が登壇する予定だ。
決戦直前の選手の意気込みや心境を生(ナマ)で聞けるのはもちろんだが、公開記者会見の観覧で何より貴重な体験は“選手のサイズ感”が分かることではないだろうか。大会場の生観戦、あるいはテレビやネットでの観戦にはそれぞれの醍醐味、メリットがあるが、たとえば「自分よりどれくらい大きいのか、または小さいのか、筋肉量はどれほどなのか」といった選手のサイズ感を、どちらもイメージしづらい欠点がある。その点、公開記者会見では至近距離で選手の一挙手一投足を追うことができるから、観戦する際によりリアルに選手の強さ、あるいは痛みをイメージすることができる。
以前、UFC世界フライ級王座防衛中のデメトリアス・ジョンソンに取材で対面した時、予想していたより小柄だなと思った。だが、それ以上に白いシャツ越しでもありありと分かる“瞬発力の塊”としか表現しようのない肉体に驚いた。生で見たジョンソンは「160cm、57kg」の数字では測れない強烈なオーラを放っていた。
オンラインによる250名限定の一般観覧申し込みは間もなく締め切りだが(3月27日17時まで、定員数に到達次第終了)、サイズや熱量を含めた選手たちの“リアル”を目撃できる貴重な機会を見逃す手はない。