加藤前社長がそば打ちを熱く語った「すきじかん」が打ち切り 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.204
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石川 温の「スマホ業界新聞」
2016/11/26(vol.204)
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《目次》
1.IIJmio、データ容量が余ったときに割引をするエコプランを発表
━━実質従量制だが、MVNOとキャリアに対抗する苦肉の値付けを設定
2.加藤前社長がそば打ちを熱く語った「すきじかん」がわずか1年で終了
━━キャリアの副業ビジネスは、本当にユーザーのためになるのか
3.ソフトバンクがNB-IoTを使ったスマートパーキングをデモ
━━「止めちゃダメだよ」と管理人が出てくる駐車場のどこがスマートなのか
4.今週のリリース&ニュース
5.編集後記
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1.IIJmio、データ容量が余ったときに割引をするエコプランを発表
━━実質従量制だが、MVNOとキャリアに対抗する苦肉の値付けを設定
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インターネットイニシアティブは、12月1日より、新プラン「IIJmio モバイルプラスサービス」を開始すると発表した。
IIJmio モバイルプラスサービスは、auの4G LTE回線に端末をセット。データ容量が余った場合、月額料金を当月分から500MBあたり100円割り引くというものだ。
料金プランは2種類用意され、音声通話機能付きSIMの場合、月額1600円で3GB使える「エコプランミニマム」と2400円で7GB使える「エコプランスタンダード」となる(SMS機能付きSIMも別途用意)。
IIJmioでは従来のプランも継続していく。これまでのトレンドは、「データ容量が余ったら、翌月に繰り越す」というものであったが、今回は「余ったら、その月に割り引く」という新たな切り口を投入してきた。IIJでは、主婦などにユーザーアンケートを行い「節約と言うより、無駄なことにお金をかけたくない」という声に応えるために、このプランを開発したという。
このプラン、よくよく考えると上限のある「従量制プラン」といえるものだ。上限額から割り引くという仕組みにはなっているが、当月中に割り引かれるため「使った分だけ支払う」というのと変わらない。
ただ、ユーザーからすれば、従量制は「使いすぎないか不安」ということもあり、敬遠されがちだ。
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