【夏休み特別企画】色鉛筆はどうして丸い軸?文房具の秘密を知れば、楽しく使えます
今日は色鉛筆は丸軸、普通の鉛筆は六角軸という定説の理由を説明していきます。答えは、色鉛筆に使われている柔らかい芯を保護するためなんです。やはり、ちゃんと理由があるんですね。文房具の世界は奥が深いです。
では、説明していきますね。
その秘密は芯の素材にありました
色鉛筆の軸の断面が丸いのは、芯を折れにくくするための工夫です。
鉛筆の芯は、黒鉛と粘土をこねて焼き固めたものです。(シャープペンシルの芯は粘土の代わりに樹脂成分が入ってます)それに対して色鉛筆は着色顔料とワックスです。他にも成分がありますが、今日のところはわかりやすくするためにこんな解説にしておきます。
鉛筆の素材に比べると、とても柔らかいです。落としたりすると芯が折れてしまうのは、このせいですね。だから、色鉛筆で描いている時に芯の折れるのを防止するために丸い断面の軸を採用しているのです。
丸い軸は外部からの力が均等に内部に伝わるという性質があります。この性質を利用して、芯を折れにくくしているのです。さらには、彩色する時に様々な持ち方をするので、そこの対応できるように丸い軸にしてあるそうです。
面白いですね。
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では!