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ジャズが流れる下北沢のレトロ喫茶で小豆プリンとカフェオレ「Jazzと喫茶 囃子」(世田谷区)

南森エレナカフェ・旅ライター/スイーツコンシェルジュ

下北沢の雑居ビルにあるレトロ喫茶

下北沢駅東口より徒歩3分。雑居ビルの3階にある「Jazzと喫茶 囃子」は、音楽を聴きながらゆっくりとカフェタイムを過ごせる喫茶店。

看板も目立たないため、気がつかずに通り過ぎてしまいそうになるほど場所がわかりずらいのですが、本多劇場の裏にあるスーパーマーケットオオゼキの近くにあります。

階段を3階まで上がった先にある、猫の絵柄の木の看板が目印です。

56年間の歴史ある「ジャズ喫茶マサコ」のDNAを受け継ぐ喫茶店

左:「カフェオレ(HOT)」770円 右:「黒蜜と小豆の和風プリン」660円
左:「カフェオレ(HOT)」770円 右:「黒蜜と小豆の和風プリン」660円

扉を開けると、静かな店内に流れる重低音の音楽にどこか懐かしさを感じます。このお店は、56年間にわたり下北沢で親しまれ続けた「ジャズ喫茶マサコ」(2009年閉店)でアルバイトをしていたオーナーのはやしさんがオープンしたお店なのだそう。

オススメはお店自慢の「囃子(はやし)ライス」だそうですが、この日はお昼を済ませていたので、デザートに「黒蜜と小豆の和風プリン」と、ホットの「カフェオレ」をいただきました。

「カフェオレ」

レトロな雰囲気を醸し出す「マサコ」と描かれているカップは、「ジャズ喫茶マサコ」が営業していた当時に使用していたもの。はやしさんが、いつか「マサコ」を復活させたい想いから、大切に保管していたカップ。他にもテーブルや椅子、小物などの家具も、店内で現在使用されています。

「黒蜜と小豆の和風プリン」

「黒蜜と小豆の和風プリン」は、小豆とホイップクリームの上に、たっぷり黒蜜がかかった和風プリン。

プリンは、しっかり生地のかため。甘めの小豆と甘さ控えめのホイップとのバランスがとてもよく、ミルキーなカフェオレとも相性ぴったりでした。

友人とお喋りするより、1人の時間を楽しむのに向いている喫茶店です。店内のBGMに耳を傾けながら、ゆっくりとカフェ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

Jazzと喫茶 囃子 はやし
住所:東京都世田谷区北沢2-9-22 EIKOビル3F
営業時間:15:00〜24:00(L.O 23:30)※営業時間はご確認ください
定休日:火曜・水曜
公式ホームページ (外部リンク)

Instagram (外部リンク)

カフェ・旅ライター/スイーツコンシェルジュ

東京都在住・愛知県出身。NHK「きょうの料理」や「きょうの健康」 など番組のwebサイト運用や、NHK教育/Eテレ「0655&2355」のディレクター業務を経て2016年にフリーランスライターとして独立。現在はカフェやスイーツ、旅をテーマに雑誌やWebメディアで記事を執筆。企画からアポイント、インタビュー、撮影、執筆で年間通して約200件以上の取材をしています。カフェ巡りと旅行が趣味で、時々国内外問わずふらりと旅へ。新しいご当地グルメを発掘するのを楽しみに旅を続けています。日本スイーツ協会 スイーツコンシェルジュ資格所持者。

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