【恐妻家】コンサートのチケットを当てて妻に褒められた男が、最終的に怒られた理不尽な理由とは?
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こんにちは、ニシムラマコジです。
これは数年前、僕が元「うたのおにいさん」のコンサートのチケットを当てた時の出来事でした。
当時は毎日のように息子と一緒に某子供番組を観ていて、いつの間にかお兄さんの大ファンになったうちの妻。
そのお兄さんが卒業後、なんと僕らの地元にやって来るというではありませんか!
その情報をキャッチした僕はすぐさまチケットに応募しました。
人気のあるお兄さんのコンサートですからハズレることも覚悟していましたが、見事に当選!
普段僕を褒めることなど滅多にない妻ですが、この時ばかりは喜び、僕を称えました。
生きてて良かった…!
僕が心の中でそう叫び、胸を熱くしたのは言うまでもありません。
ところが…幸せは長くは続かなかったのです。
当選の翌週にコンビニでチケットの発券ができるとのことだったので、僕はすぐに発券に向かい、それを妻に渡しました。
すると…なぜか妻の顔がみるみるうちに曇り始めたのです。
一体何があったんだ?
その理由を尋ねると…妻の口から驚くべき情報が飛び出しました。
「この席…会場の一番端のメチャクチャ悪い席じゃない!」
ウソ…!?
慌てて調べてみると、確かに一番隅っこで、あんまりいい席とは言い難い感じです。
だからと言ってこの席は抽選で、僕の力ではどうにもなりません。
そのことを告げると、妻は鬼の形相でとんでもないことを言い放ちました。
「あんたって本当に最悪の運の持ち主ね!」
そんな…。
当選した時は僕を褒め称えてくれたのに、その幸運はまるでなかったかのように扱われ、結局最後はいつものようにダメ出しされてしまいました。
トホホ‥。
ちなみにコンサート当日、いざ会場に行ってみると、確かに端っこの席ではありましたが、他より座席が高くなっている構造で意外と見やすく、妻の機嫌も良くなってホッといたしました。
あー良かった。
このように人生山あり谷ありですが…
次に同じようなことがあった場合は今度こそいい席をゲットして、妻からの称賛を得られるよう、今後は徳を積みまくって生きていこうと思います。
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<登場人物紹介>
ニシムラマコジ:この漫画の作者。家庭内ヒエラルキー最下位。
妻:作者より2歳年下。ニシムラ家の絶対王者。
■現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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