【名古屋市北区・東区】大曽根の街を活性化! インフルエンサー「大曽根なび」さんインタビュー&お店紹介
インフルエンサー「大曽根なび」さんに大曽根の魅力とオススメのお店を教えて頂きました!
SNSで大曽根界隈のご飯屋さん、新店、イベント情報などをイチ早く発信している「大曽根なび」というアカウントの投稿を、ご覧になったことがある方は多いのではないでしょうか? 今回は大曽根の街を盛り上げるべく、情報発信をされている大曽根なびさんに直撃インタビューしてきました!
大曽根の街を活性化
「大曽根七夕まつり」など大きいイベントがあると、ドッと人が集まる大曽根の商店街ですが、普段は閑静な通りです。
もともと、学生時代に古出来にある高校へ通われていたことがある大曽根なびさんですが、2年程前に大曽根に住むようになったことで、趣味で大曽根のSNS発信を始めたそうです。
―――「大曽根なび」を始めたきっかけは何ですか?
大曽根なび(以下※大):大曽根に引っ越してきて、最初は人を集めてワイワイしたいという気持ちがあって始めました。住んでみると、ベッドタウンであり歓楽街でもある大曽根が妙に濃くて面白い街だなと。もっとたくさんの人に大曽根を知ってもらいたい。「ブラタモリ」が好きなのもあって、街歩きもよくしています。どのように大曽根商店街を盛り上げていくか参考のために、大須商店街や円頓寺商店街などへ視察に行くこともあります。
―――今後「大曽根なび」としての目標はなんですか?
大:外から大曽根に人を集めたいと思っていて、そのためには知名度向上させたいですね。名古屋市以外の方に「大曽根ってどこですか?」って聞かれることが多いので。思ったほど大曽根が知られていないなと思って、作ったのがこれです(以下画像)。
―――こう見ると大曽根ってすごい便利な街ですよね。
大:大曽根駅はJRと名鉄、地下鉄名城線が利用できて、1日の乗降者数は中部9県で4番目に多い駅なんですよ。SNSで大曽根を宣伝することで、バンテリンドームへ行くついでの場所ではなく、デートや買い物が目的で「大曽根に行こう!」と外からくる人に思ってもらえたり、住んでいる人にも大曽根をもっと楽しんでもらえたらと思います。大曽根の飲食店のマップも作っているので、ランチの時に参考にしてもらいたいです。
―――将来的にできて欲しいスポットなどはありますか?
大:昔は商店街に映画館が5つぐらいあったみたいなんですけど、今はないのでミニシアターがあるといいなと思います。
大曽根の街を活性化するべく、住民主体の会議体「大曽根まちそだて会議」に参加したり、お店の取材やマップ作成など日々奔走されている大曽根なびさんに、オススメのお店を何店舗か教えて頂きました。その中でも特に大曽根なびさんと関わりの深い2店舗を紹介致します!
大曽根なびさんオススメ①「喫茶はじまり」
オズモール内にのシェアキッチン&レンタルスペース、ねこカフェ、アートスペースなどが入る複合商業施設「つどいタウン」内にある「喫茶はじまり」。あんこスイーツとカレーが絶品の喫茶店です。大曽根なびさんが1日店長をすることも!
店主のたかのさんは学生時代に大曽根でよく遊んだり、アルバイトしていたことから、店舗の場所を大曽根に決めたとのこと。お店の名前の由来には「そういえばあのお店がはじまりだったよね」と言われるような、“人と人、人とまちが出会える場所”にしていきたいという想いがあるのだそうです。大曽根の商店街が日常的に盛り上がっていくことを願い、自店のイベントのほか、大曽根商店街のイベントに積極的に参加するなど、日々尽力されています。
たかのさんは「小倉トースト普及委員会」の委員長でもあり、毎年9月10日を「小倉トーストの日」として制定。2023年には愛知・岐阜・静岡の小倉トーストを販売しているお店をめぐる「小倉トーストスタンプラリー」を開催、期間中の参加店舗の小倉トースト販売総数が、1万食を超えたのだとか!
今年2024年には「小倉トースト百人一首展」を企画し、573首の応募があったそうです。小倉トースト・あんこファンの方たちのフットワークはとても軽いそうで、あんこイベントめがけて広島からお客様がやって来たり、大阪の催事に名古屋の小倉トースト・あんこファンが駆け付けたりと、その“あんこ愛”の熱量の高さにたかのさんもビックリしていました。
「小倉トースト(あいがけ」(600円)は、その名の通りこしあんとつぶあんのダブル乗せ。両方味わえる小倉トーストは珍しいです。バターが沁みこんだサクフワなトーストとあんこの相性と言ったら! リピート確定です。コーヒー(430円)にも、お茶請けとしてあんこがついてきます。そのまま食べても、コーヒーに入れてもOK!
カレーの本場・ミャンマーにカレーを食べに行くぐらい、カレー好きでもあるたかのさん。「名古屋スパイスカレー部」部長監修のもと、オリジナルカレーを生み出しました。出汁を使った和風ベースのスパイスカレーは、子どもから大人までなじみやすい大好きな味。秋冬限定の「鶏の海苔クリームカレー」(950円)を注文しました。「海苔クリーム」が新しい! マイルドなのに、磯の香りとスパイスが効いていてクセになる美味しさです!
1階はたかのさんやお客さん同士でお話を楽しむ方が多いそうです。まさに“人と人がつながれる場”。写真の2階は20席あり、Wi-Fi・電源も完備しているのでお仕事利用にも。また、奥の小上がり(定員8名)は「ディープすぎるイベント」を開催できるレンタルスペースとしても使えます。なんと場所代0円(1人ワンドリンク注文)、当日キャンセルOKというディープで小さなイベントを初開催するには、もってこいのスペースです。何か新しいことを始めるきっかけもなる「喫茶はじまり」。常にワクワクするようなイベントも開催しているので、お店のInstagramやXをチェックしてみてくださいね。
大曽根なびさんオススメ②「KAZU COFFEE」
大曽根西口から離れて東区・矢田方面へ。ハンドドリップコーヒーと手作りデザート、おいしい喫茶店ランチが楽しめる「KAZU COFFEE」です。毎月第二土曜日8:00~11:00に大曽根本通商店街(オゾンアベニュー)で開催される「大曽根朝市」にも出店したりと、大曽根界隈を盛り上げています!
ゆったり過ごせる店内。電源・Wi-Fiも使えます。
大曽根なびさんオススメの、自家製のホワイトソースを使った「クリームシチューライス」(750円)を頂きました。具材は週替りで、この日はミックスベジタブルと挽肉でした!
甘すぎず、まさにご飯に合うクリームシチューと言った感じで(お酒にも合いそうです)とても美味しくパクパク食べてしまいました!
ハンドドリップで淹れるコーヒーは、好みの味を伝えるとオススメを教えて頂けます。
“つながり、変化する本棚”「シェアブックシェルフ」。2段目の本棚は、自分が読み終わった本やおすすめの一冊を持ってきて、棚にある本と交換できるシステム。普段自分では手に取らないジャンルの本と出会える、面白い取り組みです!不定期で読書会もお店で開催されていて、読書好きが交流できる場にもなっています。
マスコットキャラクター(?)もいました。「KAZU COFFEE」でもコーヒー抽出交流会、ハロウィン泥棒など、音楽ライブ、落語などの面白そうな店内イベントを常に開催しているので、お店のInstagramやXでイベント予定をチェックしてみてください!
仕事に疲れた時はラーメンと餃子
仕事でくたくたの日は、こってり系のラーメンを欲するそうで、大曽根にあるおすすめのラーメン屋さんを3軒と餃子屋さん1軒を教えて頂きました!
豚の背骨を14時間、トリガラ4時間をじっくり煮込んで宗田かつお・ムロアジ・無干の和風だしを効かせたとんこつらーめん。
横浜家系。生鮮豚骨を使用した、濃厚かつ後味すっきりのスープが特長。
・銀十
“ザ・家系”な、横浜豚骨醤油ラーメン
名古屋市東区矢田5丁目1-3
2024年7月にオープン。肉厚ジューシー餃子が味わえる。
大曽根西口の「ご飯マップ」が完成!
大曽根なびさんが「大曽根商店街の人通りを増やしたい!」という想いで、作りはじめたというご飯マップがついに完成しました! 各店舗への配布が始まっています。たくさんある大曽根西口の飲食店を網羅しており、ランチや飲み会の場所に迷った際に活用できます。マップを片手に大曽根散策を楽しんでみてはいかがでしょうか? また、マップを置くお店や職場、施設も募集中とのことです。
他にも「大曽根なび」リンクから、ブログへ飛ぶとイベントカレンダー登録もできるので、大曽根で開催されるイベント日程を忘れることなく参加できます。
知れば知るほど濃い街・大曽根。ぜひ、大曽根なびさんのInstagramやXをチェックして大曽根街歩きの参考にしてみてください。
大曽根なび
喫茶はじまり
住所:愛知県名古屋市北区大曽根2丁目9-57
営業時間:10:00〜21:00(日曜のみ~17:00)
定休日:水
支払方法:現金・カード・電子マネー・QRコード決済
KAZU COFFEE
住所:愛知県名古屋市東区矢田1-8-24フレンドビル1階
営業時間:7:00〜21:00(※土日祝9:30~)
定休日:水
支払方法:現金・カード・電子マネー