【富士宮市】星の王子さま専門移動書店『Librairie B612』 星の王子さまに会いに行こう!
フランス人作家・飛行家サン=テグジュペリ著作『星の王子さま』を読んだことがありますか?
何度読んでも新しい発見がある『星の王子さま』は幼少時代から現在に至っても私の愛読書の1つです。
サン=テグジュペリが生まれ育ったフランスの街並みをモチーフにした園内、サン=テグジュペリの生涯、物語の世界観を味わえた箱根・星の王子さまミュージアムが2023年に閉館してしまったのは、ただただショックでした。
そんなときに出会えたのが星の王子さま専門移動書店『Librairie B612』。
『星の王子さま』とサン=テグジュペリ関連書籍・グッズを詰め込んだ、『Librairie B612』はなんと箱根・星の王子さまミュージアムの元スタッフさんが店主さんを務めています。
ひとりでも多くの方に『星の王子さま』を伝えるために、規模の大小を問わず、イベントなどに出店されているんだそう。
8月25日に富士ミルクランドで開催されたフリマ宮っ子チェリーさんのイベントに出店されるかもと聞いて、期待を胸にやって来たところ、お会いすることができました!
サン=テグジュペリが乗っていた飛行機にルノー社のエンジンが搭載されていたことから、移動販売車はルノー社のカングー。
星の王子さまミュージアムで飾られていた見慣れたフランスの国旗をモチーフにした旗やぬいぐるみが飾られているお店には、マスコットや文房具、ランチが待ち遠しくなるお弁当箱や送っても飾っても素敵なポストカードなど、本だけでなく星の王子さまファンでなくてもときめくかわいいグッズが並んでいます。
ポストカード(¥300)とタオルハンカチ(¥770)を購入すると、ミュージアムで王子さまとキツネを探すともらえた型抜きカードを1枚選ばせてもらえました。
もう手に入らないと思っていたので、嬉しいプレゼントです。
「自分たちが『星の王子さま』サン=テグジュペリが好きだからというのもありますが、「星の王子さまミュージアム」があったことを忘れないため、ミュージアムのファンだった方とお会いして、お話ししたいという想いもあった」と話してくださった都路さんと森さん。
ショップ袋にもミュージアムのスタンプが押してあり、もう出会えることのできなくなった親友に再会できたような、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
「夜になったら星を見てね。僕の星は小さすぎてどこにあるのか教えてあげられないけど。その方がいいんだよ。僕の星は君にとって、すべての星のひとつになる。そうすると、君はすべての星を見るのが好きになる…」
『Librairie B612』と出会えて、ふと王子さまのこんな言葉が胸を過りました。
また出会える!心待ちにできるモノがあるということで、こんなに嬉しく思えるなんて…
読んだことあるよ!って方もまだ読んでない方も、『星の王子さま』は是非とも読んで欲しい。そして、その世界の美しさと、お守りのような言葉たちを感じてみてくださいね。
星の王子さま専門移動書店 Librairie B612
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*富士宮市ではフリマ宮っ子チェリー・西町ブックストリートなどに出店されています*