【米沢市】1/17は十七堂祭や火渡り祈願も、おすすめの参拝スポット「笹野観音堂」
こんにちは、米沢市&高畠町担当のこはるです。
今回は米沢市笹野地区にあるおすすめ参拝スポット「 笹野観音」をご紹介します。
みなさん、突然ですが初詣以外で神社やお寺に足を運ぶことはありますか。
私は神社仏閣が好きなので、年間で参拝する回数は結構多めです。
意外と、遠くの神社には参拝するけど、地元の神社って行ったことがないと言う方、多いのではないでしょうか。
それでは、早速ご紹介していきましょう。
◆ 笹野観音の境内
あじさい寺としても有名な笹野観音は、初夏の頃にはこのように見事な紫陽花を眺める事が出来ます。
こちらが笹野観音の本堂です。
この笹野観音は、真言宗豊山派の寺院(宗教法人としての名称は幸徳院)で、別名をあじさい寺と言い、市民にも親しまれている観音堂なんです。
笹野観音堂は、西暦806年(大同元年)に、法相宗の名僧・徳一上人により建立され、御本尊は千手千眼観世音菩薩を祀られています。
1833年、本堂は一度火災により消失し、十年後の1843年に今の建物が再建されています。再建に関わった人数は大工や人足・茅屋根職人・石行や彫物師などおよそ約7100人。 いかにこの観音堂が米沢の人々にとって、大切だったか伺えるエピソードではないでしょうか。
こちらは雪に覆われた笹野観音です。観音堂は雪囲いに覆われますが、普段と同じように参拝ができて、お堂の周りも巡ることが出来ます。
今年は雪が少ないですが例年なら下の写真のように、雪深い地域です。
◆ 見応えアリ!笹野観音の社殿彫刻
最初に境内に足を踏み入れると、一番最初に目に入るのがこの見事な茅葺屋根。
総重量はかなりな物になると思いますが、それを支えるお堂の柱も見事なものです。
最初にご紹介した茅葺屋根も見事ですが、笹野観音で是非見ていただきたいのが、この社殿彫刻です。
細部まで施された見事な彫りは、見る人を圧倒する事間違いなしです。
◆毎年 1/17笹野観音の神事「十七堂祭」
毎年1月17日には一年で一番大きな神事「十七堂祭」が、執り行われます。 この祭りは山伏衆による柴燈護摩祈願が行われる神事で、 祭りの後半には大きな護摩壇が焚かれ、山伏衆が火渡りを行なった後、参拝した市民も均された護摩の上を裸足で歩いて祈願します。
※火渡りに参加するには、火渡り札( 500円)が必要です。詳しくは笹野観音の公式ホームページに記載されているので、興味のある方はご確認下さい。
◆ 笹野観音の場所やその他情報
場所:山形県米沢市笹野本町5686-5
駐車場:参道入口にあり
公式サイト:笹野観音公式ホームページ
いかがでしたか。
笹野観音は建立されてから、およそ1200年と言われ、この地で大切にされてきた観音堂です。まだ参拝された事のない方は、是非一度訪れてみることをおすすめします。