こんにちは！地域情報発信ライターの佐藤らなこです。

食欲の秋...というか季節に関係なく、甘いものの誘惑にはやっぱり勝てません。ここのところなぜかお菓子をいただくことが多いんです。そのため、自宅に甘いもののストックが常にある状態で、賞味期限を気にしながら少～しずつ夫と分け合って（←ここ重要。笑）食べています。

本日は、そんないただきものの中からピックアップ！にかほ市にある松永菓子舗で製造＆販売している「フェライト棒や」をご紹介いたします。味はもちろんのこと、ネーミングや形状がずっと気になっていたんですよね。

JR仁賀保駅前の松永菓子舗

創業70年の松永菓子舗はJR仁賀保駅の真正面にあります。駐車場も店舗脇に７台分あり、電車でも車でもアクセスしやすく、素晴らしい立地だと思います。

今回私は平日のお昼頃に訪問したのですが、ひっきりなしにお客様が来店されていました。人気のお菓子屋さんであることがうかがえます。

店内の様子

これまでにも何度か松永菓子舗でお買い物をしたことがあるのですが、とにかく種類が豊富なんです！ケーキに和菓子、洋菓子。「◯◯を買う」と目的が決まっていても、ついつい目移りしてしまいます。

それは決して悪いことではなく、松永菓子舗に来たら隅々まで見てまわるのが普通なことなんだと、自分はもちろんのこと、他のお客様を見ていてもそう思いました。自然とそうなっちゃいます。それほど魅力的なんです！

日持ちのするお菓子もたくさんあるので、ギフト選びにも最適なお店だと思います。お店の方のお話によると、おつかいものを探しに来られるお客様も多いとのこと。

訪問したのは10月下旬だったので、ハロウィン用のギフト商品も販売されていました。この先はクリスマスかな。

お！目的の「フェライト棒や」を発見しました。今回はいただきものに加え、もう１種類買いに来たのです。

隣の「鳥海山の葉っぱ」という商品も気になります。”おすすめ品”と”売れています”というPOPと両方ついてる！こういった地名が入るものは、旅のお土産や県外の人へのプレゼントにいいかなと思います。

「フェライト棒や」の向こう側にはケーキが見えました。あ～、どれもおいしそう！キラキラ輝いてる！おいもプリン、かぼちゃモンブラン、スイートポテトロールなどの秋ならではのケーキも並んでいます。

噂のシュークリームも食べてみたいぞ。よし、次に来た時にはそれを買おうっと。

イートインスペース

松永菓子舗にはイートインスペースもあります。

平日はご近所にお住まいのマダム達、週末はご家族連れがこちらでおやつの時間を楽しんでいるそうです。広めでゆとりがあり、コーヒーや紅茶などの飲み物も注文できるので、お菓子屋さんの一画というよりはちょっとしたカフェのようだなと思いました。

フェライト棒や

さて、「フェライト棒や」のチョコ、オレンジ、ミックスの３種類を自宅にていただきます。

差し出されたら受け取らずにはいられないバトンのような形状、「棒」と「坊」を引っ掛けたネーミング、こどものイラストがなんともかわいい！

松永菓子舗のあるにかほ市は大手電子部品メーカーTDKの創業者の出身地で、生産拠点でもあります。TDKは 磁性材料フェライト（外部リンク）の事業化のために設立されました。

ここから着想を得て、誕生したお菓子が「フェライト棒や」というわけです。一時期販売をお休みしていたことがあるそうですが、お客様の要望により復活したとのこと。

チョコ

まずはチョコから。手に持ってガブッといっちゃいたいところですが、いつものごとく中がどうなっているのか気になるので、半分に切ってみます。

外側さくっと、中はしっとり。濃厚だけど、甘さは控えめ。ガトーショコラのような感じもあります。チョコのおいしさを存分に味わえるので、チョコ好きな方におすすめかな。３種類の中ではチョコがいちばん私好みでした。

オレンジ

次はオレンジです。オレンジピールが入っているのかな。こちらは柑橘系が好きな方におすすめ。爽やかな香りと味を感じられます。

ミックス

最後にミックスをいただきます。レーズンなどのドライフルーツが入っているそうです。こちらは大人な味でした。

味比べするために一気に３本食べたら、お腹いっぱい！（※正確には夫と半分ずつ←これ重要。笑）それぞれ異なる味わいで、楽しいおやつタイムとなりました。

ちなみに「フェライト棒や」の長さを測ってみたところ、約14cmありました。そのまま１本を手に持って食べるのもよし、切り分けてシェアして食べるのもよしだと思います。気になった方はぜひ一度ご賞味ください。