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たった3分で完成!スタバ定番「スターバックスラテ」を自宅で簡単においしく再現する方法(プロの解説付)

コーヒーソムリエKazuコーヒーソムリエ・ライター・モーニング研究家

年間200種類、1,000杯以上のコーヒーを飲み、スタバ歴20年以上のコーヒーソムリエKazuです。

スターバックスコーヒーでは、2024年9月4日から「焼き芋 香ばしカラメル フラペチーノ」が通常販売されました。

その一方で定番の「スターバックスラテ」は、季節問わず人気メニューの一つです。そこで今回は、コーヒーソムリエの筆者が自宅でも簡単にできる、本格的な「スターバックスラテ」を再現する方法について、どこよりも詳しく解説します。

スタバの定番「スターバックスラテ」とは?

スターバックスラテは、エスプレッソに多めのスチームミルクを注ぎ、最上部にフォームミルクをのせたラテです。

店内利用:ショート(455円)、トール(495円)、グランデ(540円)、ベンティ(585円)※すべて税込

持ち帰り:ショート(447円)、トール(486円)、グランデ(530円)、ベンティ(574円)※すべて税込

(栄養成分表示・ショートサイズ(ホット)・カスタムなし)

エネルギー:148kcal、タンパク質:8.4g

脂質:7.6g、炭水化物:12.0g

食塩相当量:0.2g、食物繊維:0.3g

糖質:11.7g

コーヒーのプロが自宅で再現する「スターバックス ラテ」

使用するコーヒー豆(スターバックス・エスプレッソロースト)

シングルオリジン/ブレンド:ブレンド

生産地:マルチリージョン(ペルー、ブラジル)※2024年8月22日現在

加工方法:水洗式/半水洗式

酸味:MEDIUM

コク:FULL

相性のよいフレーバー:キャラメル、チョコレート、スパイス、ナッツ

ローストレベルは最も深い「DARK(ダーク)ロースト」です。

価格:250g(1,440円税込)※100gから購入可能

※お店のエスプレッソビバレッジと同様のコーヒー豆を使用します。

ブラックでも苦味とナッツ感の味わいを楽しめる

しっかりとしたカカオのような苦味とナッツの香ばしさを感じられるコーヒー。キャラメルのような甘味もあり、コク深い味わいを楽しめます。ミルクとの相性もピッタリです。

ドリップ式のアイスコーヒーでもおいしいですが、エスプレッソ式のアイス・アメリカーノとしても◎

ドリップ式の場合、コーヒー豆15〜20g、湯量150〜180ml、氷(お好みの量)がおすすめです。

(コーヒーソムリエの5ツ星評価)

酸味:★★

苦味:★★★

甘味:★★

コク:★★★

おすすめの淹れ方:ペーパードリップ、、ネルドリップ、コーヒープレス、マキネッタ

使用する抽出器具(マキネッタ2CUP用)

マキネッタとは、直火式エスプレッソメーカーの総称です。今回使用するものは、もっとも有名と言っても過言ではないビアレッティ社の「モカ エキスプレス」です。1933年にイタリアで誕生した直火式エスプレッソメーカーであり、「モカ ポット」とも呼ばれています。イタリアでは一家に一台あるとも言われている、コーヒー(Caffe:カッフェ)タイムには欠かせない抽出器具です。
90年以上も伝統を守りながらも常に進化し、現在の形になっています。

マキネッタには、1~18杯用など、さまざまな大きさのものがあります。今回は、2CUP用を使用します。

(今回のレシピ)

マキネッタ:2CUP用

コーヒー豆:8.5〜9g(中細挽き〜細挽き)
お湯:マキネッタのボイラーの線まで入れる
ミルク:50〜70ml

マキネッタの使用方法

マキネッタは、サーバー・バスケット・ボイラーに分けられます。

1.ボイラーに水を入れる

ボイラーの中に線が入っているので、線まで水を入れます。

2.バスケットに挽いたコーヒー粉を入れる

バスケットには、挽いたコーヒー粉を入れます。このときにスプーンや手でコーヒー粉を平らにします。注意点は、コーヒー粉を押して固めないようにすること。

3.ガスコンロにマキネッタを置く(加熱する)

ガスコンロにマキネッタを置き、セッティングします。このときに焼き網などを使用し、転倒を防止します。

2〜3分加熱すると沸騰し、「ポコポコ」と音がなります。蒸気により、ボイラーからコーヒーが上部に移動、あふれてくるように出てきたら完成です。

※今回はわかりやすいように上部のサーバーのフタを開けましたが、通常は開けないようにしてください。

4.ミルクの泡だて

ハリオ「クリーマー・キュート」を使用

ホットの場合、電子レンジで牛乳を40~60度に温めます。目安は500Wで約50~60秒、600Wで約40~50秒。少し傾けスイッチを押し、30~40秒程牛乳を泡立てて、スチームミルクの完成です。

5.マキネッタに入っているエスプレッソを注ぐ

抽出後はそのままカップに注ぐことが可能です。今回は、スターバックスのトラベラーで新品の紙コップが余っていたのでそちらを使用し、より再現度を高くしています。

6.スチームミルクを注ぐ

完成したスチームミルクを注ぎます。このときにスプーンなどで押さえながら注ぐのがポイント。

7.フォームミルクを注ぐ

最後にスムームミルクより泡立ったフォームドミルクを注いで完成です。

「スターバックスラテ」もスチームミルクのあとにフォームミルクを注いでいます。

「スターバックスラテ」の完成

マキネッタで抽出したエスプレッソとハリオ「クリーマー・キュート」を使用したミルクにより、本格的な「スターバックスラテ」が完成しました。エスプレッソの

ほろ苦さとコク・甘味のあるミルクに仕上がり、とてもおいしい「スターバックスラテ」になりました。

アイスでも同様にできる

アイスでは牛乳は温めず、氷を使用します。あとは同様の抽出方法でおいしくできます。コーヒー粉はホットより若干の量を増やす必要があります。

上記の記事を参考にしながら、コーヒーライフを楽しむ第一歩につながれば幸いです。

※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や販売終了の可能性もございます。

※記事内容は個人の見解を含みます。

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コーヒーソムリエ・ライター・モーニング研究家

日本安全食料料理協会認定のコーヒーソムリエ。スタバ歴20年以上。カルディコーヒーマニア・イオンマニア。年間200種類・1,000杯以上のコーヒーを飲む研究家、モーニング研究家としても活動。メディア実績:名古屋テレビ(メ〜テレ)『ドデスカ!』、「女性セブン」「マネーポストWEB」掲載、おうち習い事アプリ「ミルーム」講師。 取材実績:UCC・スターバックスコーヒー・無印良品・サンマルクカフェなど。コーヒーに関するお得な情報もお伝えします。その他、シャトレーゼ・業務スーパー・コンビニなど、フードペアリングの観点から、新商品をコーヒーと合わせて多数ご紹介。

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