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【大阪市旭区】本物の古民家がギャラリーに! 歴史街道の美と癒しを感じる「美鶴」。

ぽんた地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

数々のメディアに取り上げられている森小路の「大衆居酒屋 松久」さん。初代がお住まいだった日本家屋があらたに「ギャラリー美鶴」としてオープンしました。(現在の店主は三代目です)

100年余りの日本家屋を再生した、本物の古民家です。豊臣秀吉が伏見と大阪を行き来するために整えられた京街道に近く、当時は京に上る人たちの集う賭場として使用されていたそうです。

パンフレットより
パンフレットより

松久初代がお住まいになり、その後も歴史愛好家が滞在するなど使われつつ大切に保存されていました。数年前の台風被害により損傷し、取り壊しになるかというところを、松久三代目が貴重な古建築の喪失を惜しみ、思いを込めてリノベーションしてこの度ギャラリー、レンタルスペースとしてオープンされました。

ギャラリーとして最初に催されたのは、ニュージーランドのアーティスト「ダニエル・ボルトン、グッド・カンパニー・アーツ」による作品「ポータカ ノーチラス」の展示会。

白い塗り壁に映し出されるフィルム作品
白い塗り壁に映し出されるフィルム作品

アーティスト本人が積極的に日本家屋での展示を工夫し、楽しまれたそうです。

この展示会は2023年スペインでワールドプレミアを行い、アジアではこちらが初。
この展示会は2023年スペインでワールドプレミアを行い、アジアではこちらが初。

映像作品に使用された音楽は、全て自然音、原始楽器によるもの。

床の間にアート
床の間にアート

普遍的な自然美を感じます。

部屋から見える小さな庭も芸術作品の一部のようです。

次回のイベントは、こだわりのマルシェ。11月15日から3日間。

京街道に残された古い建物。新しいアートや若い人たちにも不思議に馴染みます。長い年月受け継がれてきた空間が、使う人の思いを形にし、価値を添えられるように、と店主がおっしゃっていました。歴史を感じるギャラリーがここ森小路に誕生しました。

店名:ギャラリー美鶴 (みつる)

SNS:インスタグラム

開館日・時間:イベントスケジュールによる

住所:大阪府大阪市旭区森小路1丁目14−32

地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

元教育ママのリアリスト。大企業と超零細企業を渡り歩き、天国と地獄を見た女と評されるも実際は地獄Aから地獄Bにスムーズに移行しているやけくそ人生。地域愛とZIGGY愛は誰にも負けません!

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