【栗東市】日本のへそ論争が決着!?へーそうだったのか!?「地球のへそ」説も浮上!?
日本の「へそ」と名乗っている地域は全国各地にある。兵庫県西脇市、群馬県渋川市、栃木県佐野市、長野県辰野市 などだ。
それぞれ、地理的な位置づけや人口分布などを根拠に日本の中心地点であると主張し、モニュメントや公園を造ったりしている。しかし、どこも、あくまで自称で、勝手にそう名乗っているにすぎない。
それに比べ、滋賀県栗東市にある「へそ」は、自称ではない。正式な地名だ。「日本のへそ」に最も相応しいと言える。
ちゃんとモニュメントもある。
滋賀県栗東市綣(へそ)は、JR琵琶湖線 栗東駅の周辺一帯の地名で、1丁目から10丁目まである。その広さからみても、「日本のへそ」というより、「地球のへそ」と言っても良いのではないだろうか。
慎ましやかだが、モニュメントもある。まぁまぁの「でべそ」だ。
モニュメントは、地球の形をしていて、「へそ」の位置が示されている。やはり他の地域とはスケールが違う。栗東市のへそは「地球のへそ」なのだ。
北緯35度2分10秒 東経135度58分57秒 海抜93.4m が正式な地点
歴史的な由緒も正しい。
栗東市綣には、中山道が通っている。1690年(元禄3年)、松尾芭蕉が関東、北陸地方を旅し、中山道を通った際に、へそ村の風景を俳句に詠んだと伝えられている。
「へそむらの まだ麦青し 春のくれ」
へそモニュメントの近くに句碑も立っている。芭蕉の目の前に、青々とした麦畑が広がっていたのだろうか。
「地球のへそ」として
栗東のへそは、日本のへそを自称している他の地域のように大々的なPRをしていないが、この記事をきっかけに、ぜひ「地球のへそ」として多くの人に知ってほしい。
へそモニュメントは、道路沿いにあり、自由に訪れ撮影することができる。地球のパワーと歴史を感じSNSでの拡散もお願いしたい。(#地球のへそ)
へそモニュメントはこちら。(Google Map)