｜熱と湿気に弱いランニングシューズ

　東京は梅雨に入り、湿度が高くなる季節になりました。走ると足からも汗をかきます。ソックスだけでは汗をすべて吸い取ることは出来ません。そして湿度が高くなれば下駄箱など密閉された空間に置くと加水分解といって、シューズが早く劣化します。更に日なたで干すとランニングシューズは熱に弱いので、こちらも劣化を早めてしまいます。そこで走った後の簡単お手入れ方法を紹介します。

｜走り終わった直ぐお手入れ

　走る習慣とともにシューズのお手入れを欠かさないことが大事です。手順は以下の通りです。

• 乾いた雑巾やウエスで埃や汚れを落とす
• インソールが外れれば、シューズから取り出して別に干す
• シューズ内に除菌スプレーをする
• シューズ内の湿気が気になる場合は、新聞紙などをシューズに入れる。もしくは木製のシューズキーパーを入れるて湿気を取り除く。
• 日陰干しをする

｜下駄箱で保管しない

　陰干しをする時間は24時間ほど行いましょう。保管場所はシューズラックがお勧めです。風通しも良く、保管に適しています。下駄箱など密閉された空間は湿気の温床なので、保管する場合は除湿剤を入れたり、下駄箱の扉を開けて対応しましょう。

｜シューズは数足使いまわししましょう。

　シューズを長持ちさせるにはお手入れや保管だけでなく、数足ランニングシューズ持っていると良いでしょう。湿気だけでなく熱もシューズ内にこもります。より長持ちさせるために数足をローテーションで履くと良いでしょう。そのローテーションも速く走る日用、長く走る日用など、練習計画にも役立ちます。

　ランニングした後のケアと共に、シューズもケアしてあげましょう。