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【京都市】伏見区1675年(延宝3年)創業『月の桂』増田徳兵衛商店さんの絶品日本酒の数々♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都の「伏見」の歴史は古く、『日本書記』には「山城国俯見村」として記されており、水が美味しいことからも酒蔵が多く存在することで知られています。

その中でも、1675年(延宝3年)創業である『月の桂』増田徳兵衛商店さんとは、『高津商会』もBS生放送などでご一緒に京都の老舗会社として出演(『高津商会』は小道具や美術装飾担当)させてもらったり、私も個人的に徳兵衛さんとお知り合いになったりなど、仲良くさせて頂いてます。

創業当時は、平安京造営にともない羅生門からまっすぐ南へ伸びるようにつくられた「鳥羽作道」に面した場所に酒蔵と母屋をもち、酒屋「増田德兵衞」と米屋「米屋弥兵衞」のふたつの屋号で商いをしていました。

今回は、『高津商会』もお世話になっているフォションホテルのお客さまのツアー案内でご紹介させていただきました。

また「FAUCHON Meets Kyoto.~フォションと京都の出会い~」がコンセプトのフォションホテル京都では、京都伏見の酒蔵「月の桂」とコラボレーションしたコンセプトルーム「プレステージスイート with 月の桂」に滞在できる宿泊プランの販売を2024年1月9日より開始されています。→https://hotelfauchonkyoto.com/post-2216/

中へと入れてもらいますと、昔から使っていたという「おくどさん」がありました。

「おくどさん」とは「かまど」のことで、昔の日本では料理を作るために欠かせないものです。

今でも現役で使っているそうですよ!

酒蔵のセレブツアーも行われているということで、特別にご案内くださいました。

江戸時代後期には京から西国へと向かう公家の中宿も務めるようになりました。
「月の桂」の銘は、ご縁のあった公家、姉小路有長(あねのこうじありなが)が
「かげ清き月の嘉都良の川水を夜々汲みて世々に栄えむ」と詠んだ歌にちなんでいます。

特別に金粉がいっぱい入った梅酒や純米酒などを入れてくださいました。

普段は、アルコール類が苦手な私ですが、本当に美味しくて美味しくて!

気がついたら全てを飲み干してました!

他にも特別デザインされたお酒の瓶などを見せてくださいました。

京都発のジン蒸溜所がつくるジャパニーズ・ジンである『季の美』。

今、かなりの人気だそうです!

柚子・山椒・赤松・玉露など、日本のボタニカルをふんだんに使い和の情緒あふれる味わいに仕上げられたジン。

なんと徳兵衛商店さんが、仕込み水(伏見の名水)を分けて作られているそうです!

1964年(昭和39年)には13代目が日本で初めての「スパークリングにごり酒」を発明。

いつまでもバブルが弾けているスパークリング酒。

伏見から近い宇治にある「平等院鳳凰堂」にちなんで鳳凰のボトルも作られたそう!

どのお酒をテイスティングさせて頂いても美味しくて気がついたらニコニコ笑顔に♪

磁器の甕で長期熟成させた「純米大吟醸古酒」を貯蔵開始するなど、新ジャンルを確立し両者の“元祖”として伝統を守り続けています。

令和6年3月2日(土)に開催します「伏見酒フェス」が行われました。

そこでも、増田徳兵衛さんは伏見酒造組合の代表として参加されていました。

伏見には、『高津商会』の小道具たちが活躍する映画やドラマのロケ地が点在しており、また伏見稲荷、城南宮、御香宮神社や坂本龍馬の定宿で知られる寺田屋、伏見桃山城など、観光スポットが目白押し!

歴史の勉強や観光しながら美味しいお酒をいただけるのは嬉しいですね♪

株式会社 増田德兵衛商店
住所 〒612-8471 京都市伏見区下鳥羽長田町135
フリーダイアル
0120-333-632(9:00-17:00)
TEL 075-611-5151(9:00-17:00)
定休日 日・祝祭日(4月~9月の土曜日)
営業時間 9:00 ~ 17:00

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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