ファスナーを切らずに使う小さなポーチ。イヤホンケースにもお勧めですよ
皆様こんにちは!
3回連続で紹介してきましたファスナーポーチも今回でラスト
1回目、2回目のポーチがまだの方は是非チェックしてみてくださいね
余り布が主役になる!ちょっとしたコツで「好きなサイズ」のファスナーポーチが作れます。
知っておくと超便利!1枚布でポーチを作る時の”黄金サイズ”教えます
今回も動画の紹介がございます。是非動画と合わせてお役立て下さいね!
今回紹介のポーチは、見た目がカーブでちょっと難しそうだけど、慣れれば15分ほどで出来ちゃうという、切らずに作れるファスナーポーチです
切らない?っていうのはファスナーのこと。
小さなポーチを作る時、ファスナーをピッタリサイズで作ると実はとっても難しいんです
でも最後に切り落としてしまうのは、それはそれでまたもったいないし・・・
そんなことを思いながら閃いたのが、今回紹介のドリップ型ポーチです
それでは早速始めていきましょう
「準備するパーツ」
・18cm程の半円 ラミネート生地で準備
・20cmファスナー
・キーリング
・お好みでタブなど
家の中の丸いものを見つけてみてください
お皿やボウル、植木鉢の鉢受け、お鍋のふたなど家にあるもので型紙が作れます。
最初に合印を付けます
型紙にわかりやすく書いておくといいですよ
用意したキーリングが通るように、左右キーリングに+5mmのところに印をつけます
キーリングがない場合は、ナス缶や紐をループにして使うこともできます
印に合わせてファスナーを止めます
ファスナー押さえを利用して、針を左側にして縫います
縫うのは5mmにします。浅く縫うことで、カーブが縫いやすくなります
こちらは縫い終えた後ですが、今回使用するのが25mmのキーリングなので、合印は左右5mmずつ足した35mmになります
この合印がファスナーを折るの位置になります
全体が縫えたところ。
縫い始めと縫い終わりのファスナーの端は折ります
ラミネートのみ、周囲を5mm間隔で切ります(ファスナーは切らないようにします)
クリップでしっかり留めたら、針を右側にして際を縫います
カーブを縫う時は、ミシン目の長さを3.0に大きくすると縫いやすくなります
際が縫えたところです
二つ折りにして、余ったファスナー部分を重ねて際を縫います。
タブなどを付ける場合はこの時に仮止めしておきます
この時、リングが通るかを確認しておきます
中表に重ねて、キーリングを通したら端を縫って仕上げます
この時、家庭用ミシンなら押さえの端を使うとちょうど8mmほどで縫えるのでお勧めです
使わない場合は7mmで縫います
あっという間に完成です!キーリングを中に入れてるとこんな感じに仕上がります
キーリングを2つ使うと、キーケースとしても使えます
試作のつもりで作っていたら、あっという間にこんなにできちゃいました!
並べるととってもかわいい”コーヒーフィルター”のような形です
是非たくさん作ってプレゼントなどにもお役立て下さいね!
最後に、型紙は半円にして使いますが、直線部分に1cm足して作るときれいな四分円で仕上がります。
ただサイズが増えることで、仕上げのファスナーの縫い付けがぎりぎりになってしまう場合があります。その場合はご自身で調整してくださいね!
また、この型紙はいろんな活用法があるので、一つ作っておくのがお勧めです
カーブは縫うのがちょっと難しそうですが、縫い代を浅くしたり、切り込みを加えることできれいな円形ができるので、是非これを機にお試しくださいね!
次回紹介のポーチは同じ型紙を使って巾着を作ります
是非楽しみにしていてくださいね!
皆様の手作りのお役に立てますように
【毎日更新Blogで紹介】小さくて可愛い”ドリップポーチ”今夜配信です♪イヤホンケースに
使用した材料はブログで紹介中↑
こちらも是非チェックしてみてくださいね!
本日も最後までお読みくださりありがとうございました
手芸講師 猪俣友紀