【横浜市都筑区】世界で初めて冷凍餃子自販機を作った中華料理店が閉店...25年の歴史に幕
餃子の冷凍自販機で有名なセンター南の中華料理店「龍山坊(ロンサンボー)Take Out」。
創業は1997年、まだ港北東急SCが開業する前の時代。入れ替わりの激しい港北ニュータウンのお店の中では古く、地域の老舗的存在です。
今でこそ普及している冷凍餃子の自販機ですが、同店は2013年に世界初の冷凍餃子自販機を自作されたことで一躍有名になりました。
悲報…25年の歴史に幕
2022年4月13日、公式Instagramと店頭で突然のお店終いを公表され、センター南に衝撃が走りました。
何と、2022年5月末までの営業とのこと...!
お弁当を求めて店を訪れる人の姿や、常連さんがこなれた様子で麺をすする姿も在るような、地域に愛される町中華が消えてしまうなんて…!
現在はお店じまいのための断捨離中だそうで、どなたでも自由に持ち帰りできるように、食器などの備品が店頭に置かれています。
「思い出が詰まったお店の品々を、必要な方が居れば譲りたい」と店主がおっしゃっていました。
リーズナブルで美味しい町中華の味
町中華のほっとする味は、地域の宝でした。
テイクアウトの一部のメニューや、麺類をご紹介します。(お弁当・ランチタイムは14:00まで)
お昼の日替わり弁当 760円(税込)
- 鶏肉のオイスターソース炒め
- エビチリ
- 餃子
- エビシウマイ
- ポテトサラダ
メイン級になる中華のご馳走おかずが日替わりで数種類も入っていて760円(税込)は大満足!
麻婆丼 600円(税込)
四川料理店を得意とする店主が作る、奥深い辛さの本格麻婆豆腐。ご飯と麻婆豆腐がセパレートで丼状になっています。
やみつきになる中毒性がありながら600円という価格! 何度もリピートしている一品です。
えび塩そば 900円(税込)
テイクアウト専門店ですが、麺類をオーダーして店内飲食も出来ます。
中細の中華麺に、プリッとしたエビと野菜もたっぷり入った一品。あっさり塩味で最後まで飽きる事なく箸が進む! 小松菜は地元都筑区産です。
営業は2022年5月末まで
25年間の歴史の中では、地域の方々をはじめ数々の著名人も訪れていました。
閉店の理由には、コロナ禍による影響があるそうです...。
店主の山田さんにインタビューした記事は下記よりご覧いただけます。
〈外部リンク:地域情報サイト ロコっち〉
センター南の中華料理店「龍山坊」が2022年5月で閉店。25年の歴史をインタビュー
今月末までにぜひ、センター南の町中華の味を求めて、お店を訪れてみてくださいね。