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【本庄市】夏休みの自由研究に!気軽に立ち寄れる休憩所は、まさに本庄の歴史を学べる資料館!?

iDuuuWebライター(本庄市・深谷市)

こんにちは。あっという間に8月……。子どもの夏休みを有意義に過ごさせてあげたいと常に感じています、iDuuuです。

今回は本庄レンガ倉庫をご紹介します。本庄レンガ倉庫は『旧本庄商業銀行煉瓦倉庫』といい、明治29年(1896年)に建設され、国の登録有形文化財に登録されています。現在は無料休憩所になっていて、1階は展示スペースと交流スペース、2階は多目的ホールになっています。入館料は無料で、駐車場も14台完備しているので、誰でも気軽に立ち寄ることができます。

入館するとすぐにベンチがあり、ほっと一息つけるスペースになっています。しかし、ほっとしたのもつかの間、周りにはたくさんの資料がありました。

壁一面には本庄レンガ倉庫の概要や歴史などが学べる資料が並んでいます。かつて中山道の宿場町として栄えた本庄は繭と絹の街として発展しました。この煉瓦倉庫は明治27年に開業した本庄商業銀行で、融資の担保となった大量の繭を保管するために建てられたのだとか。

さらに、本庄レンガ倉庫で飼育したお蚕の展示もありました。繭が絹織物や真綿になるまでの工程の説明もあり、とても勉強になる一角です。蚕はなんと「1頭、2頭……」と数えるのだそう。蚕はその昔、絹産業を支える大切な家畜として育てられていたため、「〇頭」と数えます。また、敬意を示し「お蚕さん」とも呼ばれています。

こちらは実際に使われていた繭の貯蔵袋です。木綿や麻、和紙でできています。小さい袋には10kg、大きい袋には15kgの繭を入れて乾燥所や製糸場に運搬されていました。

本庄レンガ倉庫にはお蚕さん関連だけでなく、本庄まつりの山車の模型も飾られていました。歴史のある本庄まつりのことも学べます。

さらに奥には、新1万円札で話題の渋沢栄一に関する企画展も行われていました。本庄レンガ倉庫で使用されている煉瓦は深谷市のものが使用されているのです。こちらの企画展は9月2日(月)までの期間限定です!

さらに奥に進むと世界最古の自転車といわれている陸船車の展示もありました。

建物1階の1番奥は交流スペースです。休憩したり、雑談したり、勉強したり、いつでも、誰でも利用可能です。

こちらは2階多目的ホールです。有料で貸し出ししていて、料金は区分によって異なりますが、事前に申請すれば誰でも利用できます。ピアノもあるので、ピアノの練習も可能です。展示会や発表会、研修会、お稽古など、多目的で使えます。

2階はここにも注目です。ただの多目的スペースではなく、屋根が「キングポストトラス」という仕組みになっており、これを用いることで柱がない大きな空間が作れるのだそう。繭の保管には大きな空間が必要だったためにこの構造になっているのだとか。また、窓も左右対象になっているのですが、湿気に弱い繭の保管のため、風通しを良くする目的でそうなっているそうです。

暑さが厳しい昨今。本庄レンガ倉庫は、その時々で、様々な企画展を行っているので、何度行っても面白いです!ぜひお気軽に、休憩がてらに、本庄の歴史を深く知ることができる本庄レンガ倉庫に行ってみてはいかがですか?

〇本庄レンガ倉庫〇
住所:〒367-0052 本庄市銀座1丁目5番16号
アクセス:JR高崎線本庄駅から徒歩8分
電話番号:0495-71-6685
FAX:0495-71-6442
Mail:honjobrick@gmail.com
開館時間:9:00~19:00まで
入館料:無料
休館日:12月29日~1月3日
駐車場あり
本庄レンガ倉庫HP

Webライター(本庄市・深谷市)

三児の母。子育て中につき、そろそろ上腕二頭筋が破裂しそうです。元駅員、元芸人、元事務職員、現、地域クリエイター。好きなことは食べることと出かけることです。埼玉県北部に位置する本庄市・深谷市。グルメやスポット、イベントなどの情報を通して、その魅力をお届けします!

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