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【真冬テントで温度比較】フジカハイペットVSトヨトミギアミッション

ポロンノCampキャンプ系YouTuber

みなさんこんにちは、ポロンノCamp略してポロキャンです。

(北海道の気候で快適なキャンプをする方法をお伝えしています)

今回は

「キャンプで石油ストーブ使いたいけど、どれが良いかわからない」

「どれくらい暖かくなるの?」

そんな疑問を解決したいと思います。

具体的には

フジカハイペットとトヨトミギアミッションKS-GE67の暖房能力を氷点下のテント内で比較します。

2つ同時に点火した様子もお伝えしますので

石油ストーブ選びに悩んでいる方はぜひ最後までご覧になってください!

YouTube動画はコチラ↓

目次

  1. 検証テント紹介
  2. 使用する石油ストーブ紹介
  3. フジカハイペットの暖房能力
  4. トヨトミギアミッションKS-GE67の暖房能力
  5. 比較した結果
  6. 2つを同時点火した時の温度は?

それでは早速、本題に入りますね!

検証テント紹介

ローベンスのアパッチという北欧テントです。

薪ストーブも使える冬には欠かせないテント
薪ストーブも使える冬には欠かせないテント

ジップフロアでおこもりに最適
ジップフロアでおこもりに最適

このテントは

460×460×320cmのサイズで、10人用に設計されています。

よく冬幕に使用されるサーカステントが直径約400cmほど、一回り大きいサイズと考えていただければ幸いです。

テンマクデザインのサーカステントDX
テンマクデザインのサーカステントDX

そして

ジップフロアで隙間はほとんどありません。

検証する環境

  • 雪で覆われている1月の北海道
  • 外気温は0度以下
  • 温度計は2カ所に設置(入り口、中央付近)
  • 石油ストーブはテント中央付近に設置
  • ストーブファンで空気を循環させる

ジャンパーを着ていますが

それでも寒さを感じる環境…

早く石油ストーブ点けさせてくれwって

気持ちになります(涙)

1つ目の温度計(高さ150cm程度)
1つ目の温度計(高さ150cm程度)

2つ目の温度計(一酸化炭素警報機付き)
2つ目の温度計(一酸化炭素警報機付き)

使用する石油ストーブ紹介

①フジカハイペッド

②トヨトミギアミッションKS-GE67

です。

フジカハイペッドの発熱量は2.50kW

トヨトミは6.66kWとなります。

ですので当然

トヨトミの方が暖かいです。

それでは

検証しますね!

フジカハイペッドの暖房能力

フジカハイペッドを点火!

開始から20分後…(フジカ)

テント入り口
テント入り口

中央付近
中央付近

大体、5度ぐらい上がりました。

体感的には

気持ち暖かくなった?といったような温度

まだまだ寒さは感じていますw

開始から30分後…(フジカ)

テント入り口
テント入り口

外より10度ほど暖かい!!

あきらかに過ごしやすくなったなーって

気持ちにさせてくれる温度に変わりました(喜)

開始から1時間後…(フジカ)

テント入り口
テント入り口

中央付近
中央付近

テント内15〜17度になっています。

外とは20度ほどの温度差

ここまでくれば

ジャンパーを着てれば快適です♪

ただ

座ると少し肌寒いw(悲)

これ以上は

大きく温度が上がらない印象だったので

一旦終了。

次は

トヨトミギアミッションKS-GE67を

試します。

トヨトミギアミッションKS-GE67の暖房能力

早速点火!

開始から15分後…(トヨトミ)

テント入り口
テント入り口

中央付近
中央付近

22〜27度(驚)

あっという間に

ジャンパーが要らない温度になりました!

ここまで来れば

かなりの快適なテント生活が送れます。

開始から1時間後…(トヨトミ)

テント入り口
テント入り口

中央付近
中央付近

28〜34度!!

立つと

私の大好きなTシャツ姿で過ごせます(笑)

これ以上は

大きな変化は見込めなかったので

トヨトミの検証は終了。

比較した結果

結論として…

それなりに温度差はありましたが

どちらも冬キャンプに使用可能

フジカハイペッドの場合

フジカハイペッドは軽いし、使う灯油量も少ない。

携帯性とコスパを重視しつつ

ジャンパーを羽織って過ごしてもいいって方にオススメ

ちなみに

PASECOやアルパカストーブも

フジカハイペッドと近い発熱量です。

対してトヨトミは?

暖かいですが

重くて、灯油の使う量が多いです(悲)

とにかくジャンパーを脱いで

快適に過ごしたいって方にはオススメ

似たスペックだと

トヨトミKS-67Hやコロナストーブがあり

価格も安いです。

すべて多くのキャンパーがつかっている

ストーブですのでご自身にあった

モノを選ばれると良いと思います。

それでも悩む方はコチラの動画もどうぞ↓

それでは最後に

2つ同時点火した様子をお伝えしますね!

「極寒でもどうしても暖かく過ごしたい」

「薪ストーブはできれば使いたくない」

という方は特にぜひ最後まで読んでください。

2つを同時点火した時の温度は?

テント中央付近の両サイドにおきました。

開始から30分後…(2つ同時)

テント入り口
テント入り口

中央付近
中央付近

驚愕の33〜40度!!

Tシャツも脱ぎたくなるレベルです(汗)

立てば

さすがに息苦しい…

結果、真冬のテント内が常夏に変わりましたw笑

いかがでしたか?

石油ストーブ2台体制

積載と灯油量は増えますがマイナス10度以下でも快適に過ごせそうな印象でした。

※後日マイナス10度以下の環境で実際に過ごし、快適に過ごすことができました笑

一酸化炭素もほとんど発生しなかったので

安全面もグットです。

薪ストーブは色々面倒…。

だけど暖かく過ごしたいって方にはオススメできる結果でした。

より詳しい状況を知りたい方はコチラの動画をご参照ください。

今回の記事が快適キャンプライフの手助けになれば幸いです。

それではまた!

キャンプ系YouTuber

はじめまして!ポロンノゆるっとキャンプ塾(YouTube1900人登録)です。北海道を拠点に活動するアウトドアクリエイターとして、極寒の地で培った10年以上の経験と、累計200万円以上のギア投資から得た知見を、実践的なキャンプライフ情報としてお届けしています。

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