Yahoo!ニュース

GalaxyS8と共にiPhone8もホームボタン消滅か 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.221

石川温ケータイ/スマホジャーナリスト
3月29日に発表されたGalaxy S8には物理的なホームボタンがない

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

石川 温の「スマホ業界新聞」

2017/04/01(vol.221)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術」(朝日新聞出版)、発売中。

Facebookをもっと活用する方法、載ってます。

http://amzn.asia/adfOGI9

《目次》

1.サムスンの社運がかかった「Galaxy S8」がついにお目見え

━━片手に収まる6.2インチモデルの登場でNoteシリーズは不要になるか

2.狭額縁化で物理的ホームボタンが消滅したGalaxy S8

━━現実味を帯びてきた9月登場iPhone8の「ホームボタンが消滅する」という噂

3.総務省の意向により、大手3キャリアが接続料を1〜2割引き下げへ

━━さらなる値下げが期待されるが、MVNOは「利益に回したい」のが本音

4.今週のリリース&ニュース

5.編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.サムスンの社運がかかった「Galaxy S8」がついにお目見え

━━片手に収まる6.2インチモデルの登場でNoteシリーズは不要になるか

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今週はサムスン電子「Galaxy S8」発表会を取材するためにニューヨークに行ってきた。昨年、

Galaxy Note 7の爆発騒動があり、ブランドが大きく失墜したサムスン電子。しかし、Galaxy S8は守りに転じることなく、徹底的に攻めた製品となっており、「いますぐ買いたい」と思えるほど、魅力的なスマホになっていた。

Galaxy S8を分析することで、今後のスマホのトレンドが見えてくるように思える。

Galaxy S8を触ってみて、まず感じたのが「画面のサイズ表記が再定義されていくのではないか」という点だ。

Galaxy S8は5.8インチ、Galaxy S8+は6.2インチのSuper AMOLEDを採用する。5.8インチや6.2インチといえば、一昔前は「ファブレット」と呼ばれ、「大きな画面で見やすいが、片手で持つにはちょっとつらい」サイズ感であった。

しかし、Galaxy S8の横幅は68.1mm、Galaxy S8+は73.4mmで、片手に収まるサイズ感となっている。

LGエレクトロニクスの「G6」も同様だが、どちらも横幅はあまり変えず、ディスプレイを縦長にすることで、インチ数を大きく稼いでいる。

この記事は有料です。
石川 温の「スマホ業界新聞」のバックナンバーをお申し込みください。

ケータイ/スマホジャーナリスト

日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経TRENDY編集記者としてケータイ業界などを取材し、2003年に独立。現在は国内キャリアやメーカーだけでなく、グーグルやアップル、海外メーカーなども取材する。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載中。ニコニコチャンネルでメルマガ「スマホ業界新聞」を配信。近著に『これからの5Gビジネス』(エムディーエムコーポレーション刊)がある。

石川温の最近の記事