Billyrrom、クールに高揚する次世代ダンスポップ・アンセム「Narrator」が完成

音楽コンシェルジュ

2022/12/10(土) 0:00

東京ライブハウス・シーンに、要注目の新しい才能があらわれた。現役大学生によるインディペンデントな6人組バンド、Billyrrom（ビリーロム）だ。2022年12月17日に、渋谷WWWで開催する初のワンマンライブ『Billyrrom First One-Man Live』は1ヶ月前にチケットがソールドアウト。YouTubeでは、海外からのコメントも増え、ストリーミングなど再生回数も右肩上がりの彼ら。

まずは、完成したばかりの最新ミュージックビデオ「Narrator」を観てほしい。

その目で確かめろよ

その目で確かめた先に

続く道の果て

（「Narrator」より抜粋）

2022年10月28日、ライブでのキラーチューンとなった2ndシングル「Defunk」リリース後も、作品性の高さが評価されSpotify公式プレイリスト『RADAR: Early Noise』へのリストインはもちろん、ライブハウスに生息する早耳の音楽キッズの評価はもちろん、各種ラジオやテレビ番組『Love music』（フジテレビ系列）でフィーチャーされるなど、その才能は発見されはじめている。

Billyrromとは2020年結成、東京都町田市出身のバンドだ。ロックやネオなシティ・ポップを経由したソウルフルなファンクネス。ボーカル：Mol、ギター：Rin、ベース：Taiseiwatabiki、ドラム：Shunsuke、キーボード / シンセサイザー：Leno、DJ / VJ：Yuta Haraによる6人組音楽集団。それぞれ、マイケル・ジャクソン、山下達郎、ジャミロクワイ、レディオヘッド、RIPSLYMEなど様々なジャンルの音楽や、芸術家である岡本太郎、そしてジョージ・オーウェル、攻殻機動隊などのSFカルチャーを敬愛する、幅広いルーツを持つメンバーだ。

3カ月連続となったシングル・シリーズ。3作目となる「Narrator」は、Billyrromにとって新たな扉を開いたナンバーとなった。打ち込みサウンドを用いたダンサブルなポップチューン。遊び心に富んだアレンジメントがバンドの自由な嗜好性を表現している。途中、Molによる微熱を帯びた歌声がリフレインするパートに心奪われた。躍動するリズムワーク、煌びやかなギター・カッティング、スペーシーなシンセ・サウンドが折り重なり、感情に火を灯してくれる。

タイトルである「Narrator」とは“語り手”を指す。“語り手”とは演劇論においては物語の中におり、読者や作者の世界にいる存在ではない。その障壁として、第四の壁と言われる超えられない現実世界との境界を表す概念がある。Billyrromは、羅針盤を示すがごとく“語り手”としての第四の壁を打ち破る。作り手、表現者とリスナーの関係性を踊れるサウンドで打破し、フラットにして主役を自分たちの人生に取り戻すのだ。メンバー総意として届いた楽曲に込められた熱いメッセージを紹介しよう。

「何が正解で何が不正解なのか、そもそも正解不正解などあるのかすら分からないこの世界。その中で自発的に人生の舵を取る、すなわち人生というストーリーの"語り手"になることで能動的に考えることの必要性を問う作品。」

「Danceless Island」（9月21日リリース）、「Defunk」（10月26日リリース）、「Narrator」（11月30日リリース）と3作連続リリースによって急成長を遂げたBillyrrom。次世代へと進化し続けるサウンド＝“トーキョー・トランジション・ソウル”を奏でる彼ら。ライブでは、生演奏にリアレンジされたバージョンですでにレパートリーとして定着している最新作「Narrator」。ワンマンライブ『Billyrrom First One-Man Live』でもキーとなるであろう次世代ダンスポップ・アンセムである。

＜楽曲配信リンク＞

https://nex-tone.link/A00108696

＜Billyrrom HP＞

https://www.red-hot.ne.jp/sp/billyrrom/

===ONEMAN LIVE===

■Billyrrom First One-Man Live（※ソールドアウト）

会場：SHIBUYA WWW

日時：12月17日(土) OPEN18:00 / START19:00

チケット：¥3,500(税込)

※オリジナルZINE付き(公演当日入場口にてお渡し) ※ドリンク代¥600別

===LIVE SCHEDULE===

■或いは朝 presents "MoTioN"