次世代音楽シーンを牽引する、インディペンデントに活躍する6人組バンドBillyrrom（ビリーロム）。まずは、ライブでの盛り上がりでお馴染みのキラーチューン「Defunk」。完成したばかりのOfficial Visualizarを観てほしい。

あらためて東京ライブハウス・シーン、要注目の新しい才能を紹介したい。現役大学生によるインディペンデントなバンド、Billyrromだ。

2022年9月21日、1stシングル「Danceless Island」リリース後も、Spotify公式プレイリスト『RADAR: Early Noise』などへの複数リストイン、ラジオ・オンエアなど、じわじわと広がり、今秋ライブハウス新代田 Feverで開催されたイベント『Ruby Tuesday 48.』には早耳のリスナーが集まった。そして、日本最大級のライブショーケースフェスティバル『FM802 MINAMI WHEEL 2022』での好演もあり、早くもその噂は東京圏を超えて轟きはじめている。

Billyrromとは、東京都町田市出身のバンドだ。ロックやネオなシティ・ポップを経由したソウルフルなファンクネス。ボーカル：Mol、ギター：Rin、ベース：Taiseiwatabiki、ドラム：Shunsuke、キーボード / シンセサイザー：Leno、DJ / VJ：Yuta Haraによる6人組音楽集団。それぞれ、マイケル・ジャクソン、山下達郎、ジャミロクワイ、レディオヘッド、RIPSLYMEなど様々なジャンルの音楽や、芸術家である岡本太郎、そしてジョージ・オーウェル、攻殻機動隊などのSFカルチャーを敬愛する、幅広いルーツを持つメンバーだ。

すでにライブでは先行して披露され、キラーチューンとして話題のナンバー。最新レコーディング作品「Defunk」がついに10月26日にリリースされた。人が抱える負の感情。挑戦を邪魔する心の葛藤を乗り越えていく勇気を、彼らはネガティブなワードである「Defunk」というタイトルに込めた。タイトルは二分され“De＝減らす、funk＝臆病,尻込み”と解読される。

注目すべきは、一聴して、英語詞のようにも聞こえる、全編日本語による歌詞ギミック。サウンドは、力強いビートの効いたファンク・ロックに特化。歌いはじめからボーカリスト、Molによる高らかな声が響き渡る。先の見えない時代を生きる若者の心情を代弁しながらも、背中を優しく押してくれるポジティビティに富んだビートセンスの妙。途中、各自楽器回しをするライブ感あるパートが解き放つ自由度の高さ。そう、ジャッジするのは自分自身。ハーモニー奏でるのも自分次第。セッションと人生は似ている。「Defunk」が寄り添ってくれる、ライブで可視化される人とのハーモニー（調和）。そんな、生きる上で必要な優しさを感じたナンバーである。メンバー総意として届いた楽曲に込められた熱いメッセージを紹介しよう。

前作「Danceless Island」、そして本作「Defunk」と連続リリースが続くBillyrrom。次世代へと進化し続けるサウンド＝“トーキョー・トランジション・ソウル”を奏でる彼ら。もちろん、まだ成長途中な段階でもある。しかしながら、ライブではすでにオーディエンスを魅了する“キモの強さ”を感じさせてくれた。来たるべく新時代＝照準とする2023年へ向けて、躍動するBillyrromが解き放つロックを経由したソウルフルなファンクネスに注目すべきだ。まずは、挨拶がわりに3カ月連続配信シングルをきっかけに、バンドの真骨頂である“踊れる”エモーショナルなライブを体感してほしい。

===ONEMAN LIVE===

自身初となるワンマンライブが、12/17(土)渋谷WWWにて開催決定！！

タイトル：Billyrrom First One-Man Live

会場：SHIBUYA WWW

日時：12月17日(土) OPEN18:00 / START19:00

チケット：¥3,500(税込)

※オリジナルZINE付き(公演当日入場口にてお渡し) ※ドリンク代¥600別

===LIVE SCHEDULE===

タイトル：トライコット presents 2nd EP “From Womb To Tomb” RELEASE PARTY

日時：11/30(水) OPEN 18:30 / START 19:00

会場：TOKIO TOKYO

w/ トライコット / S.A.R / snowy

https://hype-ticket.stores.jp/items/63355ec9f3de5c458751842c