冬にこそ聴きたい！平井大の歌声はなぜ何度もリピートしたくなるのか？

音楽コンシェルジュ

2018/12/23(日) 7:00

●平井大の魅力は夏だけではない！

シンガーソングライター平井大が、今夏リリースしたアルバム『WAVE on WAVES』は傑作だった。リード曲「SONG FOR TWO」に顕著な、海外の最旬ポップシーンと同時代性を持つ80’sファンク風味を感じる絶妙なるクリエイティビティ。小学生の頃から、音楽編集ソフトLogicを駆使して音楽制作に親しんできたという早熟な彼。アーバンであり、アコースティック、サーフ、レゲエなど、様々なサウンドを自らのオリジナリティーとして、“今”作りたい音楽へと昇華していく。

そして、声を大にして言いたい。平井大の魅力は夏だけではない。

サーフやレゲエのイメージはもちろんあるだろう。しかし、注目して欲しいのは、温かな言葉で心に染み渡る優しくたゆたう歌声で癒してくれるバラードの魅力だ。2018年12月23日に、Apple Music、LINE MUSIC、Spotifyなど音楽サブスク＝ストリーミングサービス限定で「SOUNDS LIKE A LOVE SONG-winter.-」がリリースされた。冬ヴァージョンとして新たに生まれ変わった、今シーズンを彩る極上の冬うただ。誰もの人生に優しく寄り添ってくれ、彩りを与えてくれるナンバーへと仕上がっている。

平井大のサウンドに機能性を求めるリスナーは多い。テンションアップ、リラックス、癒し効果など様々な効能を感じさせてくれるのだ。注目は人気テレビ番組『テラスハウス』（フジテレビ系）で起用され話題となったドラマティックな「tonight」、卒業シーズンの定番ソングになりつつある泣きメロが美しい「また逢う日まで」など、心が洗われるスローソングに魅了される音楽ファンは多い。昨年リリースした、ナチュラルかつ、壮大、ブルージーなセンスを持つディズニー・カバーソング集『HIRAIDAI plays DISNEY』もスタンダードな人気を誇っている。

●香川真司もお気に入り☆ 音楽的効能、スポーツ選手からの好評価！

その、リズミカルなサウンド、癒し作用の高さからか、スポーツ選手からの人気も高い。読売ジャイアンツ陽岱鋼選手、阪神タイガース岩貞裕太選手などテーマソングへの起用はもちろん、サッカー選手である香川真司はよくメディアでも平井大ファンであることを公言している。

夏から続いている全国ツアー『CONCERT TOUR 2018 WAVE ON WAVES』は、12月15日に千葉・幕張メッセイベントホールでの千秋楽公演も成功。過度なメディア露出が無くとも、その楽曲力の高さによって驚異の動員力を誇るアーティストとしても知られているのだ。

●音楽サブスク、TikTokでの人気の高さ！

平井大の楽曲は、何度もリピートしたくなることもあり、ストリーミングサービス人気が高いことでも知られている。すでにトータル再生回数は2億回を超えている。楽曲力の高さが指標であるSpotifyの人気プレイリスト『New Music Wednesday』、『トップ50（日本）』、『Tokyo Super Hits!』、『Top Hits Japan』、『On Replay- メガヒットリプレイ』など様々なプレイリストに長期リストインしてきたことが人気の裏付けだ。さらに、ティーンに人気の動画アプリ『TikTok』人気も実は高い。代表曲「Slow & Easy」が、様々な二次創作動画によって幅広い世代に親しまれている。

●映画ドラえもん主題歌に新曲「THE GIFT」が抜擢！

様々な活動の結果、2019年3月１日公開の映画ドラえもん『のび太の月面探査記』の主題歌に新曲「THE GIFT」が決定したことも話題だ。近年は、BUMP OF CHICKEN、Perfume、山崎まさよし、平井堅、星野源ら人気アーティストによって生み出された主題歌だったが、平井大がその名を連ねることになった。すでに、予告編が公開されているが、そのポップに琴線を震わせる優しいメロディーによってキッズを虜にするだろう。