このままだと失敗…。前半戦ガッカリだったJ2の新戦力(6)一体なぜ? 欧州でゴール量産→日本では全然?
2024シーズンの明治安田J2リーグは折り返し地点を過ぎた。新戦力が活躍して飛躍したチームがある一方で、期待の新戦力がハマらずに苦しんでいるケースもある。今回は、今季J2のクラブに加入した選手で期待通りにいっていない選手を紹介する。※各データは6月16日時点『transfermarkt』を参照。
FW:ドウグラス・タンキ(清水エスパルス) 生年月日:1993年10月27日(30歳) 前所属クラブ:コジャリエスポル(トルコ) 2024リーグ戦成績:9試合1得点1アシスト ブラジル人のドウグラス・タンキは、2015年にザスパクサツ群馬(現・ザスパ群馬)、2017年にアルビレックス新潟に加入しており、今回の清水エスパルス加入で3度目の日本挑戦だ。 過去の日本挑戦では、負傷などの影響で十分に活躍できていなかったタンキだが、近年はトルコ2部でゴールを量産していた。身長188cm・体重92kgの巨体を活かして、2023/24シーズン前半戦はコジャエリスポルで19試合に出場して10得点を挙げている。 しかし、3月に合流したタンキはなかなかピッチに立てていない。今季リーグ戦唯一の先発出場となった第14節・ザスパ群馬戦では1得点1アシストの活躍だったが、得点もアシストもこのときだけ。その後は後半途中からの出場が続いており、期待されたインパクトはない。 J2の首位を走る清水では、北川航也が好調で、前線を変更する理由はない。それでも圧倒的なフィジカルの強さがあるタンキはオプションとして魅力的で、ピッチに立ったときにもう少し持ち味を発揮してもらいたいところだろう。
フットボールチャンネル