初V目指すGMOがトップで中継!今江が先頭を引っ張り抜く!/ニューイヤー駅伝
◇第69回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) ニューイヤー駅伝の総合成績、順位変動グラフをチェック! ニューイヤー駅伝が行われ、最長区間2区(21.9km)は、GMOインターネットグループがトップで通過した。 GMOインターネットグループ・今江勇人がタスキを受けてすぐに先頭に立ち、富士通・鈴木健吾、SUBARU・清水歓太、Honda・小山直城、旭化成・茂木圭次郎の5人が先頭集団を形成する。 後方からはトヨタ自動車・鈴木芽吹、SGホールディングス・近藤幸太郎、Kao・池田耀平が追い上げ。パリ五輪マラソン6位の赤﨑暁は19位から、トヨタ紡織のエース・羽生拓矢は30位からごぼう抜きを展開する。 13kmを過ぎて今江がペースを上げると、旭化成、SUBARUがやや後退。富士通・鈴木も交代したが、旭化成が盛り返し、GMOインターネットグループ、Honda、旭化成の三つ巴となる。 そこから抜け出したのが、GMOインターネットグループ・今江。15kmを過ぎてHonda・小山、旭化成・茂木を振り切り、徐々に独走態勢に入った。 ただ、トヨタ自動車・鈴木、Kao・池田が猛追。富士通・鈴木、SUBARU・清水をかわすと、Honda・小山を抜き、旭化成・茂木も吸収して2位集団に。残り3kmで、GMOインターネットグループ・今江に6秒差まで迫った。 それでも今江が粘り、最後はリードを拡大。終始戦闘を引っ張り抜く見事な快走で、初優勝に向けてトップで3区・鈴木塁人へとつないだ。 11秒差でトヨタ自動車が2位、12秒差でKaoが3位で中継。29秒差で旭化成、36秒差で5位にHondaが続いた。 31位でタスキを受けた安川電機・古賀淳紫が11位まで押し上げ、20人抜きを達成した。
月陸編集部