【小倉競輪(ナイター)FⅠ】注目のルーキー仲澤春香は止まらない快進撃にも「満足するレースができていない」
<7日・小倉競輪・前検日> 126期の養成所ナンバーワン・仲澤春香は快進撃にも浮かれない。前々回決勝は梅川風子と吉川美穂、前回決勝は坂口楓華といった昨年のグランプリ出場者を撃破して3連続V達成。特に前回決勝は〝肉弾戦〟という言葉がぴったりで、道中に強引な飛び付きを2度も繰り出した後、最後に坂口を差し切る離れ技を披露した。 とても衝撃的で刺激的な優勝だったが「あれは危ない走り。落ち着いたレースができなくて、焦って前々に行ってしまった。冷静に引いてから外を行けばよかった」と顔をしかめると、「GⅠで活躍する選手たちは自力で強い勝ち方をしている。でも自分はまだ満足するレースができていない。今回はそのあたりの課題を修正して頑張ります」と、勝利と内容の両立を誓っていた。