【中四国在住者に聞いた】一発で読めないと思う「東北地方の温泉地」ランキング! 2位は「鬼首温泉」、1位は?
日に日に寒さが増していくこの季節、温泉でゆっくりと体を癒やしたいと考える人も多いのではないでしょうか。中でも、由緒ある温泉地は読み方が難しい地名も多くあり、その地域に詳しくない地方の人には「一発で読めない」ということも多々ありますよね。 【画像:ランキング13位~1位を見る】 ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、中四国在住者を対象に「一発で読めないと思う東北地方の温泉地」というテーマでアンケートを実施しました。中国・四国地方に住む多くの人から「一発で読めない」と支持を集めたのは、東北地方のどの温泉地だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
●第2位:鬼首温泉(おにこうべ)
第2位は「鬼首温泉(おにこうべ)」でした。得票率は11.3%です。宮城県大崎市にある鳴子温泉郷の一つに数えられ、栗駒国定公園内に位置しています。10分から20分ごとに噴出するという大間欠泉で知られ、その高さは10メートルから20メートルにもなるそうです。 「鬼首」という地名はその昔、坂上田村麻呂が大武丸という蝦夷(えみし)を打ち首にした際に飛んだ首が落ちた場所を「鬼切辺(おにきりべ)」と呼び、それがのちに「鬼首」となったという説や、アイヌ語の「小さな川が集まって大きな川になる所」を意味する「オニカペツ」に由来するという説などがあります。
●第1位:遠刈田温泉(とおがった)
第1位は「遠刈田温泉(とおがった)」でした。得票率は18.9%です。宮城県刈田郡蔵王町に位置する温泉で、源泉掛け流しの湯を楽しめることから多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。 かつては「湯刈田」とも表記されたという遠刈田温泉は、1600年代に岩崎山の金を掘って財を成した金売橘次が発見したとされ、以来長きにわたって信仰登山の基地や湯治場として親しまれてきました。温泉街には日帰りで利用できる共同浴場が2カ所あるほか、足湯なども楽しめます。
ヒロキタナカ