【英インターナショナルS】尾関師「馬に支配されたレースだった」ドゥレッツァは5着敗退
現地8月21日、イギリス・ヨーク競馬場で行われた英インターナショナルステークス(G1・芝2050m)は、ライアン・ムーア騎乗、シティオブトロイがレコードタイムで逃げ切り。圧巻の勝利だった。日本から参戦したドゥレッツァは5着に敗れた。 【画像】馬場を歩くルメール騎手と尾関調教師…ヨーク競馬場 5着 ドゥレッツァ 尾関知人調教師 「シティオブトロイが先行するのは、我々も想像していなかった展開ではあったんですけども、ドゥレッツァの方が前に行くイメージで打ち合わせをしていました。シティオブトロイの方が内枠でしたし、こっちは外目を回らなきゃいけないって部分もあったり、本当に強い馬がそのまま押し切ってレコード勝ちなので、馬に支配されちゃったレースだったかなと思います。その中で直線食らいついて勝ちに行こうとした形は見せてくれましたし、現状力の差というか、強い馬にちょっと今回は勝てませんでした。ジョッキーは休み明けの分、これだけのメンバーだったので、そういう意味でちょっと最後厳しかったところあったかなと言ってました。すごく馬場には合ってたみたいですし、現状としてはよく頑張ってくれました。今回は壁に跳ね返されたって感じはありますけども、まだまだこれからやれる部分もあるかなと思わせてくれる走りだったと思います」 レース結果、詳細は下記のとおり。 現地8月21日、イギリス・ヨーク競馬場で行われた、インターナショナルステークス(G1・芝2050m・13頭立て・1着賞金=約1億4000万円)は、R.ムーア騎乗、シティオブトロイ(牡3・愛・A.オブライエン)が、2着にカランダガン(せん3・仏・F.グラファール)、3着にゴーストライター(牡3・英・C.コックス)が入った。 日本から参戦した昨年の菊花賞馬ドゥレッツァ(牡4・美浦・尾関知人)は5着に敗れた。
シティオブトロイが圧巻の逃げ切り
日本から参戦したドゥレッツァは6番ゲートから五分のスタート。先行争いに加わり最初のコーナーを5、6番手で通過。外目を追走していき、道中は積極的に3番手まで押し上げて行った。絶好のポジションで長い直線の攻防を迎えると手応えを残しているように見え、激しい追い比べとなった。しかし、徐々に先頭からは遅れをとっていき、馬券に絡むことは出来ず5番手入線にとどまった。勝ったのは今年の英ダービー馬、R.ムーア騎乗、シティオブトロイが逃げ切り勝ち。 【全着順】 1着 シティオブトロイ・愛 2着 カランダガン・仏 3着 ゴーストライター・英 4着 ブルーストッキング・英 5着 ドゥレッツァ・日 6着 ロイヤルライム・英 7着 ドックランズ・英 8着 マルジューム・英 9着 イスラー・英 10着 アンビエンテフレンドリー・英 11着 ザラケム・仏 12着 アルフレイラ・英 13着 ハンスアンデルセン・愛
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