15年サイ・ヤング賞左腕のロッテ・カイケルが入団会見「チームの戦力になれるように一丸となって戦っていきたい」
ロッテのダラス・カイケル投手が11日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。 カイケルは日本語で「こんにちは!」と挨拶し、「本当に日本にこれて名誉なことですし、これからロッテがどういうチームかワクワクしています。自分の嫁と一緒にきましたので、なんとかチームの戦力になれるように一丸となって戦っていきたいと思います」と意気込んだ。 10日に来日したばかりのカイケルは「うちの家内が学校の初日に来たみたいな新鮮な気分で昨日来日した時に話してくれましたし、今日ZOZOマリンスタジアムに来てチームメイト、監督、コーチにご挨拶して動くことができました。少し時差ぼけというのがありますけど、汗を流してみんなと知り合いに慣れてとても充実した1日になったと思います」と、この日の試合前練習では選手に挨拶し、キャッチボールなどで汗を流した。 カイケルはチームの雰囲気について「今日来てマリーンズの印象はとても良い雰囲気のチームだなと感じましたし、良い位置にいますので、なんとかクライマックスそれ以上のものを目指して、ここからチームの一員になってしっかりと力を発揮できれば嬉しいことはないと思っています」と話した。 また、日本のボール、マウンド、日本で成功するために必要なことについては「マウンド、ボールも違いますし、ただ一つ言えるのはしっかりとしたコントロールをつけて、しっかりと打者と対戦する。それが一番自分自身成功する秘訣かなと、コントロールが一番だと思います」と教えてくれた。 会見に同席した吉井理人監督は「アメリカのスーパースターなので試合に勝つ、結果は出して欲しいです。それプラスマリーンズは若いチームなので、若いピッチャーに技術、経験を教えてもらえればすごくありがたいと思います」と話した。 メジャー通算103勝を挙げ、アストロズ時代の15年にはサイ・ヤング賞を受賞したことのある左腕。この9連戦中の登板が見込まれているが、初登板に向けてカイケルは「しっかりと準備して強いチームがパ・リーグにはいますので、その相手を倒せるようにしっかり準備をして良いピッチングをしたいと思っています」と意気込んだ。大逆転優勝に向けて頼もしい左腕が加わった。
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