【イラスト】ドラフト12球団の１位指名一覧

　「プロ野球ドラフト会議supported by　リポビタンD」が24日、都内で開催され、12球団の支配下選手指名が終了した。 　　　　◇　　　◇　　　◇ 　＜ドラフトアラカルト＞ 　◆宗山に5球団　明大・宗山に5球団が競合。大学生の野手に5球団以上が競合したのは、6球団の79年岡田彰布（早大→阪神1位）以来45年ぶり2度目。 　◆連続指名　明大から宗山、浅利が指名された。明大選手の指名は10年の荒木郁也（阪神5位）から15年連続となり、高校、大学、社会人を通じ同じチームからの連続指名で最長記録を更新中（2位は11～21年JR東日本の11年＝育成ドラフトを除く）。 　◆同一チームの複数1位　青学大の西川、佐々木が1位指名。青学大は昨年も常広羽也斗（広島）下村海翔（阪神）が1位で指名されており、2年連続の複数1位は全チームを通じ初めて。青学大からは96年にも沢崎俊和（広島）井口忠仁（ダイエー）清水将海（ロッテ）の3人が1位で指名された。 　◆関西の大学生投手が競合　関大・金丸は1位で4球団が競合。過去に関西の大学生が1位の入札1回目で競合したのは91年田口壮（関学大＝2球団）20年佐藤輝明（近大＝4球団）の野手2人だけで、投手は初めて。 　◆関大の1位　関大・金丸が中日1位。関大選手の1位指名は05年大学・社会人ドラフトの岩田稔投手（阪神1巡目＝希望枠）以来19年ぶり2人目。 　◆愛知工大の1位　愛知工大・中村がヤクルト1位。愛知工大の1位は86年西崎幸広（日本ハム）07年大学・社会人ドラフトの長谷部康平（楽天）に次ぎ3人目。 　◆親子指名　ヤクルト4位の健大高崎・田中は、父充さん（投手）が01年にロッテから4巡目で指名されている。親子で指名は昨年DeNA1位の度会隆輝（ENEOS）以来で、育成ドラフトを除き18組目。 　◆3位まで捕手なし　3位までに捕手の指名がなかったのは70、92年に次いで32年ぶり3度目。