田村がJ3奈良移籍 ヴィアティン三重FW サッカーJFL
サッカー・JFLのヴィアティン三重FWで、四日市中央工高校出身の田村翔太(29)=愛知県出身=が2025シーズンからJ3の奈良クラブでプレーすることになった。四中工時代は現在スペイン1部のマジョルカでプレーする日本代表FW浅野拓磨(30)とツートップを組んで得点源の活躍。同期の浅野とともに2年時の全国高校選手権準優勝などに貢献した。 同校を卒業した2013年に湘南ベルマーレに加入すると、福島ユナイテッドFC、ロアッソ熊本を経て、21年にJFLの鈴鹿ポイントゲッターズ(現アトレチコ鈴鹿)へ移籍。翌年ヴィアティン三重に移籍し、今年のJFLで11ゴールをマークしてJFLのベストイレブンに選出された。 奈良クラブへの移籍は27日に発表された。ロアッソ熊本に所属した2020シーズン以来のJ復帰で、ヴィアティン三重の公式サイトで「3年間ヴィアティンでJ3に昇格することだけを考えてプレーしていましたが、達成することができず申し訳ない気持ちでいっぱい。自分なりにしっかり考えた答え。長くないサッカー人生を悔いなく大切に過ごしていきたい」とコメントしている。 奈良クラブは関西リーグ、JFLを経て2023シーズンにJ3初参入。昨シーズンの途中から伊賀市出身で四中工OBの中田一三氏(51)が監督を務めている。