ジョー・ゴメスは売却か残留か イングランド代表DFはキャリアの岐路に
ゴードン獲得プランに組み込まれるも破談
リヴァプールDFジョー・ゴメスは、キャリアの岐路に立たされているようだ。 英『Liverpool ECHO』によれば、ゴメスはニューカッスルFWアンソニー・ゴードン獲得プランの一部に組み込まれていた。ゴードン獲得に必要な7500万ポンドを捻出するためのパッケージの一部として、ニューカッスルに4500万ポンドでゴメスを売却するという案があったようだが、こちらは破談となったようだ。 リヴァプールはFWモハメド・サラーが現行契約の最終年となること、さらにFWルイス・ディアスに移籍の噂があることを踏まえてゴードンの獲得に注力しているというが、PSR必要要件を満たしたニューカッスルはゴードンをすぐに売却する必要に迫られておらず、その結果ゴードンの価格はさらに上昇する可能性が高いと同紙は報じている。 これで宙に浮いてしまったのがゴメスの将来だ。ゴメスは昨季左サイドバックとしても緊急的に出場機会を得たが、本職のセンターバックとしての出場はわずか4試合にとどまっていた。若手の成長によって突き上げもあり、今季も限定的な出場になると見込まれる。 ただ、ゴメスが退団するならば、主なCBとしてはフィルジル・ファン・ダイク、イブラヒマ・コナテ、ジャレル・クアンサーの3名となり、クラブは補強の必要性に迫られるだろう。バックアッパーとしての立ち位置に甘んじるのか、新天地を求めて出ていくのか、今夏は判断を下すときかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部