西日本日本海側の11月の降水量が統計史上最多に 平年の2.4倍を記録
西日本の日本海側で先月1か月間に降った雨の量が、11月の降水量としては1946年に統計を開始して以降、最も多くなったことがわかりました。 気象庁によりますと、先月1か月間の降水量は、東日本の日本海側と西日本の日本海側、沖縄・奄美でかなり多く、東日本の太平洋側と西日本の太平洋側で多くなりました。 なかでも西日本の日本海側の降水量は平年の2.4倍に相当する記録的な値となり、11月としては1946年に統計を開始して以降、最も多くなったことがわかりました。 これを観測地点別に見ますと、平年と比較して、長崎県平戸でおよそ4.4倍、沖縄県名護でおよそ4.1倍、山口県萩でおよそ3.6倍を観測したのをはじめ、山口、広島、福岡など西日本、九州、沖縄のあわせて14の地点で、統計開始以降、最も多い記録を更新しています。
TBSテレビ