妊娠8ヶ月で我が子に障がいがあると気づいた母 現在は日々の暮らしに役立つ情報を多くの人へ発信
投稿のきっかけ
ーリフトの投稿など、バリアフリーのための情報やそう君との日常などを投稿をしようと思ったのはなぜでしょうか。 リフトを導入しようと思ったとき、いざ情報を集めようと思っても、福祉機器の情報がほとんどありませんでした。 そこで、ネットで情報発信されていた障がい児の住まいに詳しい工務店さんにお世話になることにしました。その際、実際に福祉機器などを使用されている写真が一番参考になりました。 私たちと同じように、導入したいけど情報がなく困ってる方のために情報発信を始めてみようと思ったのがきっかけです。 10年前に建てたバリアフリー住宅で生活している我が家で、福祉機器を使って生活するリアルな暮らしや障がい児との日常をたくさんの方に知っていただけたらと日々投稿をしています。
障がい児サークル「ケアマミ」について
ーお母さんは障がい児の家族のためのサークルの代表をされているそうですが、どのような活動をされているのでしょうか? 重症心身障がい児(者)障がい児(者)のママやご家族のためのサークル「ケアマミ」の代表をしています。活動内容は主にピアサポートを行っています。 毎月2回ケアマミcafe(茶話会)を開催していて、そのほか勉強会やイベントの企画開催を行っています。 ピアサポートとは、対等な関係同士の方と経験を伝えあったり気持ちを分かち合うことを言います。 ーサークルの代表を務めるまでの経緯を教えてください。 去年の3月から活動を始めたサークルですが、立ち上げたきっかけは現在3歳になる医療的ケア児を育てるママとの出会いでした。 現在副代表をしてくれているそのママとはSNSを通じて知り合いました。 そう君が通っていた療育施設に通っているとわかり連絡を取ったところ同じ町内に住んでいることが判明して、初めて会ったときに他のママと話す機会がないということを知りました。 私達が療育施設に通っていた時代は多い時は1日20人ほどのママたちが子どもと一緒に通園していましたが、現在は児童発達支援施設が増え、通園してもママ1人の日があるということを聞きました。他にも孤独な子育てをしてる方がいるかもしれないと、地域の中に障がいを持つ子どもを育てるご家族のための居場所作りをしようと立ち上げました。 まだ活動を始めて1年経っていないとのことですが、たくさんの方の協力もあり、ケアマミではフォト撮影会、福祉についての勉強会、就園就学についての講座、クリスマス会など多くの企画を開催しています。