FSPの80PLUS TITANIUM電源「MEGA TI 1350W」が発売、12V-2x6コネクタを2基搭載
出力1,350Wの80PLUS TITANIUM認証電源ユニット「MEGA TI 1350W」が発売された 【この記事に関する別の画像を見る】 店頭価格は79,280円。 ■ 12V-2x6コネクタを2基搭載した大容量電源、日本メーカー製電解コンデンサーを採用 MEGA TI 1350Wは合計最大出力1350Wの電源ユニットで、80PLUS TITANIUM認証を取得する「MEGA TI」シリーズの製品とされたもの。同シリーズではフルモジュラー方式を採用するとし、また、ATX 3.1・PCIe 5.1に対応するなどとしている。 12V-2x6コネクタを2個、また、様々な用途に対応するPCIe 6+2pinコネクタを搭載したとしている。これらのコネクタにより、多くの電力を消費するNVIDIAやAMDグラフィックカードでも柔軟な構成が可能という。 +12Vシングルレーン設計を採用したとしている。大容量の電力を必要とするハイエンドグラフィックカードへ確実に電力を供給するという。過負荷状態になるのを防ぐため、同設計を採用したとのこと。 FSP MTLC(Micro Tolerance Load Control)について、CPUとグラフィックカードが高速AI計算を効率的に実行できるようにし、電力サージや突然の負荷変化による遅延を最小限に抑える高度な設計としている。同設計は、安定した電圧供給を実現し、電源効率を高め、敏感な電子デバイスのパフォーマンスと信頼性を向上させるという。 135mm FDBファンの搭載については、高性能流体軸受け(FDB)ファンは衝撃吸収効果を利用した設計がされているなどとしている。また、ボールベアリングファンより動作音と熱が少なく、ファンの消費電力を低下することができるなどとしている。 電源負荷が40%未満になるとファンの回転を自動で停止するECOセミファンレス機能を搭載したとしている。軽度な作業時であれば、電源ユニットはノイズを発しなくなるといい、電源負荷が40%を超えると、ファンが自動的に回転するなどとしている。機能はスイッチでON/OFFが可能とのこと。 基板に専用のコンフォーマルコーティングを施し、過酷な環境から製品を守るとしている。多湿な環境下でも対応する、高耐久な電源ユニットに仕上がっているという。 高品質の日本メーカー製の105℃対応電解コンデンサーを採用し、製品寿命と信頼性が大幅に向上しているという。また、ダメージを最小限に抑える各種保護回路を装備するとのこと。 主な仕様は、製品寸法が180×150×86mm、製品重量が4.132kg、MTBF(平均故障間隔)が100,000時間(理論値)、保証が10年など。 [取材協力:TSUKUMO eX.]
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