【先行試乗】スズキ フロンクスは4WDがオススメ?ライバルを凌ぐ上質感を手に入れた期待の新星
インドではバカ売れのフロンクスは、日本でも人気となる予感が
今回はこの秋、日本へやってくるフロンクスの先行試乗の模様をお届けしました。 このフロンクス、実は2023年にインド国内で販売を開始してたった9ヶ月で10万台を売り上げた「バカ売れ」モデルです。これはスズキのインド市場において最速の記録だそうで、期待以上の人気ぶりにスズキの方も驚いている様子でした。 そして遅ればせながら日本へやってくるフロンクスは、日本市場に合わせて乗り味のセッティングや、NVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス)対策を徹底的に行っています。実際に乗ってみると、まず静粛性に驚き、そして乗り心地とスポーティな走りの両立ぶりが光るドライブフィールだったように思います。ライバルと比較しても「走り」の完成度は非常に高いものでした。 フロンクスは、子育てが終わって落ち着いたカーライフを送りたい方や、クーペSUVを求める都会的な暮らしをしている方をメインターゲットに置いているそうですが、アッパークラスのCセグメントSUVからダウンサイジングや、軽自動車からのステップアップとしての受け皿も担っているスズキ期待の新星といえます。 あとは価格次第ですが、元来コストパフォーマンスの高さに定評のあるスズキですから、十分に期待できると思います。したがってフロンクスは、間違いなく2024年で大注目モデルの1台になりそうです。
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