<ラグビー>「エディーさんの言うことを全うしてきた自負がある」 流大選手、エディー・ジョーンズ日本代表HCが熱いクロストーク WOWOW「エディータイムズ」で
流選手:そのような要素も踏まえつつ、今の世界一のSHは誰だと考えていますか?
エディーHC:昨年のW杯を見るとアーロン・スミス(2015・2019・2023年W杯ニュージーランド代表。現トヨタヴェルブリッツ)ですね。現在35歳ですが、まだスピードもあってパスも正確で、チャンスを仕留めにいきます。そしてディフェンスでも他の選手との大きな違いを見せています。特にラックではディフェンスをうまくまとめていますね。
流選手:もちろん僕もアーロン・スミス選手は素晴らしいトッププレイヤーだと思っていますが、ここ最近ではアイルランドのジェイミソン・ギブソン=パーク選手を挙げたいです。彼がゲームに与える影響はすごく大きいですし、SO(スタンドオフ)ジョナサン・セクストン選手が現役を引退した今、彼と次なる10番(SO)の選手がどのようにして新しいアイルランドを作っていくのか、というところを楽しみにしています。
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対談を終えた流選手にエディー・ジョーンズHCの言葉の数々から得たものについて振り返ってもらった。また、現在開催中のラグビー欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」と、ニュージーランドやオーストラリアなどの強豪12チームによる南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー パシフィック」の注目ポイントや優勝予想について聞いた。
ーー今回の対談、流選手にとってどのような時間でしたか?
すごく学びのある時間でしたし、話していくことによって自分の考えも整理できました。こちらからの質問にもすぐに答えられていたので、常日頃からいろいろなこと考えていてご自分の考えを確立していらっしゃるんだろうな、とあらためて感じました。
ーー今回の対談による学びや刺激が今後の選手生活にもプラスに作用しそうですね。
もちろん現役中に生かせることもたくさんありますし、それと同時に、僕はコーチングを勉強していきたいと考えていますので、指導経験が豊富なエディーさんとの対談はすごく貴重な機会になりました。サンゴリアスでも常にそういう視点で話を聞かせていただいていましたし、もちろん一プレーヤーとしても学びになり自分の成長につなげられるお話もたくさんあったので、その両面でエディーさんから学ぼうとしてきました。