木戸大聖「かっこつけてる自分は嘘だなって思う」Netflix『First Love 初恋』と事務所入りが決まらない2年間で糧にしたこと
Netflixドラマ『First Love 初恋』で存在感を示し、様々な作品に出演。頭角を現す、今注目の若手俳優・木戸大聖さん。自身初となる写真集・木戸大聖 1st PHOTOBOOK 『 HANA-UTA 』(ワニブックス)が発売されました。 海辺でのあどけない少年のような表情や、夜のバーでのハッとするような色気漂う表情まで、様々な表情を見せる本作。かわいいから美しいまで、振れ幅の広さに驚かされます。話し始めると、真摯に言葉を紡ぎ、周りへの感謝を忘れない誠実な人柄が垣間見えた、ネクストブレイク俳優の今に迫るインタビューをお届けします。 【写真】金髪姿を披露。木戸大聖、Netflix「First Love 初恋」の坊主頭から一転! 木戸大聖 1996年生まれ。福岡県出身。趣味:ゴルフ。特技:バスケットボール、野球。2017年より芸能活動をスタート。Netflixドラマ『First Love 初恋』でブレイク。『おとうさんといっしょ』(NHK BSプレミアム)、映画『大怪獣のあとしまつ』、映画『先生!口裂け女です!』、ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系)、ドラマ『9ボーダー』(TBS系)などに出演。初の写真集・木戸大聖 1st PHOTOBOOK 『 HANA-UTA 』(ワニブックス)が発売中。
童顔で負けず嫌い!
ーーご自分の個性や強みはどんなところだと思いますか。 木戸:見た目で言うと、自分の中でも武器だと思えるようになったのは、年相応でない(若く見える)見た目です(笑)。中身は本当に負けず嫌いで、悔しさが如実に出るタイプ。熱すぎるというか、それがたまに足を引っ張ることもあるんですけど、そこが個性かなって思います。
スタートラインに立てない2年間
ーー負けず嫌いの源はどんなところなんでしょうか? 木戸:20歳でデビューさせてもらったのですが、遅い方だと思います。18歳からお芝居に関わらせてもらっていたけど、事務所への本所属が決まるまで、スタートラインに立てない2年間がありました。自分と同い年だったり、年下の子がもうドラマに出ているのに、自分はまだテレビを観てる側っていうのがすごく悔しかったので、そこでだいぶ負けず嫌いのマインドが生まれてきたなと思います。 ーー事務所への本所属が決まる前、レッスンでズタボロに言われて落ち込んだことがあったそうですね。 木戸:芝居ができてない、何も変わってない、成長しないと言われました。レッスンを受けた成果を披露するタイミングが、大体半年に1回ぐらいだったんです。そのために毎週レッスンを頑張ってきた中で言われると、すごく悔しかったですね。